ウコンが“万病に効く”といわれる理由

 沖縄と言えば、言わずと知れた長寿県。
沖縄の人々の健康を支えているのが“東洋のハーブ”として注目されているウコンです。
ウコンは沖縄の人にとって馴染み深い自然薬なのですが、中にはいまいちピンとこない人も
いることでしょう。でも、実は私たちが意識していないところで、このウコンは食べられているのです。
 そのメニューとは、カレーライスです。
実はカレーの黄色い色はウコンに含まれている成分によるもので、カレー粉の中には20〜40%のウコンが入っているといわれます。
 また、ご飯にかかせないタクアンなどの着色料としても、このウコンは使用されています。
沖縄では古くから体にいい民間薬として知られているのがウコンです。
肝臓に良くて、二日酔い防止になり、また、夏バテにも効くと言われています。

 漢方では生薬を、病気を予防するための“保健薬”として日常的に活用される上薬、コンディションが
少し悪くなってきたときに活用される中薬、かなり健康状態が悪くなったときに使われる下薬というように
種類が分けられていますが、ウコンはこの中では上薬にあたります。   

生活習慣病(成人病)を抑えるウコン


              現在、ウコンは科学的な視点でその薬効の研究が進められているといいます。

            ウコンに含まれている主な成分とその働き

ターメロン 利胆作用のほか、殺菌、抗菌作用、抗炎症作用があり、鮮魚についている寄生虫の繁殖を抑えるのに役立つ 
シネオール 胃液中にある“ペプシン”という消化を助ける酵素の分泌を促して胃の働きを活発にする
また、利胆作用、殺菌・抗菌作用がある
クルクモール 抗ガン作用が認められている成分、中国では子宮頚ガンの治療に使われている
β−エレメン 中国の臨床では、抗ガン作用が認められている
α−クルクメン 利胆作用やコレステロールを溶かす働きがあり、胆道結石あ動脈硬化に有効
パラ・メチルトルイリカルビノール 胆汁の排出を促し、肝機能を高めるのに有効とされる
クルクミン 胆汁の出を良くする“利胆作用”は肝機能障害に有効。
殺菌、抗菌、抗炎症作用は胃炎を抑えたり、胃、十二指腸潰瘍の原因とされるピロリ菌の繁殖を防ぐ
この他、尿の出を良くする利尿作用もある
アズレン 炎症や腫瘍を抑える働きがある。また、健胃作用もあり、胃・十二指腸潰瘍に有効とされている
カンファー 心臓の働きを高める“強心作用”のほか、健胃・殺菌・防腐の働きがある
その他の成分 現代人に不足がちなカルシウムや鉄分、マグネシウムなどのミネラルのほか、毛細血管の壁を保護するフラノボイド、食物繊維が含まれている

    


          

 これらの効能が合わさって働き、ウコンはあらゆる病気の予防や改善、そして健康増進に大きく貢献するわけです。
 特に肝臓の働きを高める作用と健胃作用は、
ウコンの歴史を象徴するほど古くから言い伝えられてきた働きです。

                 

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