以下では、著者名、題名、出版社名、出版年、価格の順に記載します。 価格については、私が購入した時点でのものですので、今の価格と違っているかもしれません。 また、既に絶版となっている本もあるかもしません。
最重要参考文献 : 私の食事療法の基本となる理論が書かれている本で、この本を読まなければ、 私の快癒は無かったと言えます。
腸の具合が悪くなった時に、最初に買った本です。大腸内視鏡(コロノスコープ)という物を 初めて知ったのもこの本でした。25万人以上の患者さんの胃腸内視鏡検査を行ったという 新谷先生の経験に裏打ちされた内容は、非常に説得力があります。肉や牛乳の取りすぎの 弊害や食事時間や食事の仕方など、大変参考になる本です。 また、初めは他人事として読んでいた潰瘍性大腸炎の項を読んでいるうち、ひょっとして 自分の病気はこれではないか、と初めて気づかせてくれた本でもあります。
ショウガは炎症を抑えるので、潰瘍性大腸炎にも効果はあると思いますが、 この本の価値はそれよりも、炎症が起こる機序が、オメガ−6脂肪酸、 アラキドン酸、ロイコトリエン、サイトカインなどと関連づけて書かれている ところにあると私は評価しています(特にp.78)。ただ、この本を読むと ショウガエキスのEV・EXT77を入手すれば効くように思ってしまいますが、 私の個人的な判断では、これを入手しなくても、普通のスーパーで売っている ショウガをすって豆腐にかけたり、お寿司と一緒に酢漬けのショウガである ガリを一杯食べれば十分では? という気もします。
免疫力の本なのですが、免疫を弱くする食品が潰瘍性大腸炎の原因である 炎症を抑えるため、この本でアレルギーに効く野菜というのが、潰瘍性大腸炎にも 効くとのでは、と思いました。
n-3(オメガ-3)脂肪酸やアラキドン酸は、どの食品に多く含まれるか、とか、オメガ-3脂肪酸と n-6(オメガ-6)脂肪酸の望ましい摂取比率など、 脂肪酸の知識などがコンパクトに良く書かれており、それだけでなく他の様々な栄養素の 説明が、それを多く含む食品リストと共に書かれているので、食品成分のバイブルとして 重宝しています。
潰瘍性大腸炎とは一体どんな病気で、どんな薬が使われるのか、という 患者になった初期の頃に知りたかった情報がコンパクトに書かれています。 内容的にも新しいものです。しかし、自宅で食事療法で治したいという 私の希望からすると、あまり有益な本ではありませんでした。
この本は上の本よりも詳細かつ広範に潰瘍性大腸炎について書かれています。 ただ、p.117で脂肪はIBDの胃腸に大敵と、脂肪を十把ひとからげにして否定している 一方で、次のページで(脂肪酸である)「エイコサペンタエン酸が効く?」と書いている矛盾など、 首をひねってしまう部分もあります。
上の本の続編です。潰瘍性大腸炎の患者さんの話がいくつか紹介されていて、いろいろ皆 大変なんだ、と仲間の話に勇気づけられるという効果はあるかもしれません。