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「ミネラルを含まないエサを与えられたネズミは、他の栄養素が十分でも間もなくけいれんを起
こして死ぬ」という実験データがあります。
人の体はタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素によってまかなわれてお
り、また人の行動は全て脳からの電気的信号によって営まれています。
この信号は、脳の中をはじめ体の中にミネラルがバランスよく含まれていることによって性格
に伝わるしくみになっています。
「子供たちがキレるのはカルシウム不足から」と言われますが、カルシウムが欠けることに
よって信号に異常が生じ、それが異常な行動となって現れるといわれます。ミネラルが全てなく なるということは、信号を伝えたり、受けとることができなくなって、いのちが途絶えてしまうこと を意味します。
またミネラルには酵素のもとになったり、それを活性化する、という働きがあります。
私たちの体の中では3000種を越えるといわれる酵素が活動しています。見る・聞く・話す・食
べるなどのほか、消化・吸収・排泄に至るまで、全ての活動は酵素の働きによってコントロール されています。
そしてホルモンやビタミンの合成にもミネラルが関わります。これらの不足や欠乏が様々な障
害を生んでしまうのです。
また、栄養素や酵素を体のすみずみまで運び、要らなくなった老廃物を持ち帰る代謝作用がう
まくいかないと酵素不足や栄養素不足が起こり、体の不調や頭痛、肩凝り、冷え性などを起こ したり、いつも老廃物(疲労物質)が体に残り、疲れる、だるいなどといった症状となって現れや がて病気の原因となっていきます。この代謝機能の調節もミネラルがないと、うまくいかないの です。
このようにミネラルが不足したり欠けたりすると、体の機能が止まったり、マヒすることになり、
深刻な影響があらわれることになります。
ちなみにミネラル以外の栄養素のどれが欠けても、すぐに命に異常が起こることはありませ
ん。ミネラル以外は必要に応じて体内で合成できますが、ミネラルだけは体内でつくることが できず、全て食事から摂り入れなければならないのです。
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