ビリケンは、ある年の夏休みに、大阪のUSJに遊びに行きました。
そして、初めての大阪だったので、名所を見て回ろうということになり、通天閣という東京タワーのような塔に上りました。
エレベーターで上がると、「景色がよく見える」と聞いていたので、期待に胸をふくらませつつ…。
エレベーターのドアが開くと、ビリケンは、大きなミスに気が付きました。
なんと!その日は曇りだったのです…。
ショックを受けたビリケンは、景色の他にもう一つ有名だという「ビリケン様」に願掛けをして、近くにあった売店へよりました。
すると、売店のおばちゃんがビリケンの顔をジロジロはっきり言って失礼なくらい見てきます。
ビリケンは、世間様で有名になるような良いことも悪いこともした心当たりはありませんでした。
おばちゃん「なぁ、ねえちゃん。」
突然話し掛けられてびっくりするビリケン。
ちょっぴり怯えつつ「はい?」固まった笑顔で返す。
おばちゃん「やっぱりそうや。」
なにがそうやなんだ??
びりけん「なんでしょう?」
おばちゃん「姉ちゃん、ビリケンさんそっくりや。足の裏触らしてぇ。」
びりけん「!!!!???…ビリケンさんって、あそこに鎮座してらっしゃる??」
おばちゃん「そう。足の裏…。な!」かなり満面の笑み。
びりけん「いやぁ、汗かいてて臭いと思うので…。」苦笑い。
つまり!あたしはそんなにまじまじと見られるほどビリケンさんに似ていたらしい…。喜んでいいのか、悲しんでいいのか…。