年1回、歯の健診(検診)してますか?
むし歯は他の病気と違い自然に治りません。(自然治癒のない疾病)
さらに歯周病には成人で実に8〜9割の人が罹患しています。
でも両者ともかなり進行しないと本人には自覚症状は出現しません。
1.むし歯の健診
- 健診をせず、痛いときだけ治療する方の場合
多くの方は歯医者さんにかかるのは苦手ですよね。
でも、むし歯をそのまま放っておいて痛くなってしまった歯は、
歯の中にある神経までむし歯菌に侵されていることがあります。
すると、歯の根の治療(神経を取り除く)をして、歯にすっぽりと
金属製の冠をかぶせて治さないといけなくなります。すなわち・・・
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神経を抜いた歯の治療は毎週歯医者さんに通っても、完了までに
歯一本につき約2・3カ月位は治療期間が必要です。
こんな歯が何本もたまってきたら、治療に一年以上かかってしまいます。
(治療を途中であきらめて中止した歯は、建築途中の木造家屋が雨ざらしになった
状態と似ています。内部が腐って歯肉が腫れ、最後は歯を抜かないと治らなくなります。)
- 健診をしてむし歯を早期に発見してもらう場合
歯の健診で痛くないうちに虫歯を治療すれば、一本につき2〜3回位の治療で済みます。
さらに、むし歯の早期発見で歯を削る量・麻酔の注射・治療費・治療時の痛みなどを
かなり軽減することが出来ます。
2.歯周病の健診
- 健診をせず、痛いときだけ治療する方の場合
歯周病では歯を支える周囲の骨がとけて行く恐い病気ですが、歯肉に異常があっても自覚症状がなく進行し、実際に歯肉が腫れる・歯がグラグラするといった症状が発現するまでに実は10年以上かかることも珍しくありません。逆の言い方をすればこうした症状が出てからでは、すでに歯の寿命は大幅に短くなっており、歯周病は一生涯治らない慢性病と成っていきます。
(別項8020のグラフ参照)
- 健診をして歯周病を早期に発見してもらう場合
出来れば20〜30代までにしっかりとしたプラークコントロール(歯ブラシによる歯垢除去)の習慣を身につけ、少なくとも年一回の歯科健診で歯周病のチェックを継続すれば8020(別項参照)も実現可能です。
結論:少なくとも年に一度は歯の健診にかかりましょう。