U型糖尿病は、遺伝的素因が大きく関与し、そのうえに過食と運動不足、肥満などの生活習慣病が発症の誘因とされています。
またこの型の糖尿病の発病は、生活環境の影響を強く受けますから、戦後急激に増加傾向にあります。
生活環境として、自動車・電話の保有数・食肉・砂糖の消費量など、社会、経済構造の西欧化と関連がでてきます。
個人的な因子としては過食と運動不足による肥満が重視されています。
ちなみにT型糖尿病は、β細胞が自己免疫機序により破壊されることで発症します。
軽症時は、高血糖が徐々に起こるので、ほとんど自覚症状が無い場合が多いです。血糖値が上がってくるにしたがって、口渇、多飲、(藤原道長が飲水病と診断された理由です!)多尿、全身倦怠、多食、体重減少などがあらわれてきます。さらに進行すると合併症(※)がでてきて、視力障害、浮腫、四肢の神経痛がみられます。
しかし症状だけで糖尿病を診断できるほど特徴的なものはないのが実際です。
※ 三大合併症
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性腎症
・糖尿病性神経症
U型糖尿病では、糖尿病状態の改善及び合併症の予防とその進展を阻止することを目的とします。
それには、食事療法と運動療法が基本です。
それでも血糖値がコントロールされず、糖尿病状態が改善されない場合は、薬物療法として経口血糖降下剤(血糖値を下げる飲み薬)や、インスリン注射を併用します。