アメリカの病院 




不妊治療を通して、私が学んだアメリカの病院のシステムを紹介します。


保険の事 医療費が高いので医療保険への加入は必須です。日本では国民
健康保険や社会保険が存在しますが、65歳以上の人が利用できるメディケアや

低所得者層を対象とするメディカルなどのプログラムを除き、アメリカでは
医療費は公的にカバーされません。そのため勤務先の会社が社員への福利厚生

として持っている団体保険へ加入するか、もしくは個人で保険に加入するしか
ありません。医療保険には、主にHMO(Health Maintenance Organization)、

PPO(Preferred Provider Organization)、POS(Point of Service)、
インデムニティー(Indemnity Plan)の4種類があります。HMOの場合は、

保険会社が契約しているネットワーク内からPCP(Primary Care Physician)
と呼ばれる主治医を指定します。ほとんどの治療は主治医のところでカバー

できますが、手術を行う場合を含め専門医の治療が必要な場合は、主治医が
指定する別の医療機関に行くことになります。 これに対してPPOの場合は、

ネットワーク内の医療機関なら主治医を通さず、どこに行っても問題はありません。
HMOのメリットはCo-Payと呼ばれる自己負担額(通常5〜10ドル)が比較的

安いこと。ただし専門医にかかりたい場合でも常に主治医を通す必要があるので、
時間的ロスは大きくなります。これに対してPPOは医療機関の選択の幅が広がる

代わりに、自己負担額(通常20〜40ドル)が高く設定されており、プレミアムも
高くなります。 私の場合…ダンナの会社で加入している保険(BLUE CROSS AND

BLUE SHIELD)を使っています。HMOタイプです。ホームドクター(主治医)を探し、
ホームドクターにまず、アポイントを取り、自分の具合を説明して、婦人科医を

紹介してもらいました。自分の保険が効く専門医かどうかを確認しておく事!
クリニックと病院 クリニックと病院がしっかり役割として違っています。ほとんど

のお医者さんはクリニックを開業していて,病院は必要なときにクリニックの医者が
利用する施設,という感じです。日本のオープン病院システムみたい。クリニックは

だいたい病院の近くの大きいメディカルビルのなかに入っています。病院を選ぶ
のではなく,医者を選ぶようになっています。「行くたびに担当する先生が違う」なん

てことはないし,医者のほうも患者に選択されるということで,常に自己研鑚している
ようで(ヤブではつぶれる)よいシステムだと思いました。どこも,完全予約制。

(緊急のときは別)待ち時間はないし一人に対してじっくりと見てくれます。



☆ アメリカで処方される薬(Prescription) ☆
医者が処方する薬は、病院ではもらえません。スーパーなどの中に薬屋さん(Pharmacy)が入っています。そこに行って処方箋を渡して、薬剤師に薬を用意してもらい

(15分くらいかかるのでその間に買い物を済ませる)、お金を払って薬をもらいます。
私の場合、HCG(注射)もこの薬屋さんで購入して、病院へもって行き注射して

もらいました。最近は日本でもこんな形式がふえてる様な気がしますが、スーパーの
中にあるのと注射までPharmacyで調達するのがちょっとびっくりでした。

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