薬に関するQアンドA
Q01、かかりつけ薬局とは?
Q02、特定保健用食品って薬なの?
Q03、薬の使用期限について
Q04、禁煙のためのニコチンガムについて
Q05、冷感シップと温感シップの違いは?
Q06、鼻炎薬の副作用について
Q1、かかりつけ薬局とはどんな薬局か?
A1、何の前触れも無く襲ってくるのが、病気や突然の体調の変化です。あるいは高齢になると
色々な病気が重なって治療のためにたくさんの薬を飲む人も少なくありません。この場合
時として一人一人の医師が予想もしなかった薬の相互作用や同じ作用を持つ薬が重なって
副作用が現れたりすることがあります。このような時、いつも決まった薬局で薬を購入していると
あなたは「いつもどんな薬を飲んでいるか」、「どんな薬が飲めないか」、「薬の飲み合わせは大丈夫か」
などを専門知識をもった薬剤師が、あなたの保存されている薬に関する記録をチェックしながら
アドバイスするので、薬を安全に使う上で好都合です。
また、ご自宅で療養中のためにあるいは介護が必要なために薬局まで来ることが出来ない
患者さんに対しては、医師の指示に基づき、薬剤師が患者さんのお住まいまで伺って
必要なアドバイスをします。
薬を買ったり、相談するのは「いつも○○薬局に決めている」という方も多いでしょう。
このように、いつも決まって利用する薬局を、あなたの「かかりつけ薬局」と呼んでいます。
地域の方々から「かかりつけ薬局」として選んでいただけるよう、われわれもがんばります。
「かかりつけ薬局」はあなたご自身が決めるものです。ぜひ、お住まいの近くの便利な場所に
薬に関する専門知識を持った気軽な相談相手として、信頼できるあなたの「かかりつけ薬局」
「かかりつけ薬剤師」を見つけてください。
「かかりつけ薬局」を決めるわかりやすい目安としては、「基準薬局」があります。基準薬局には
図のようなオレンジ色の背景の中で青十字が回っている看板が設置してあります。
Q02、特定保健用食品って薬なの?
A02,「特定保健用食品」の表示があるものは、医薬品ではありません。健康の維持の目的で使うものです。
医薬品のように治療を目的で使うものではありません。
厚生労働省が実施する「保健機能食品制度」のなかで、健康の維持の目的で使用したときの有効性や安全 性が証明されたものについては、製品に「特定保健用食品」と表示することが認められています。したがって
「特定保健用食品」は、いわゆる健康食品といわれるものよりも、科学的な根拠が比較的明らかであり、医薬品 ・医薬部外品と一般食品(いわゆる健康食品を含む)の中間に位置付けられるものと考えてください。
ただし、いくら健康維持のためとはいえ、必要以上の摂り過ぎには注意しましょう。やはり、副作用が現れるこ ともあります。
Q03、薬の使用期限について
A03,卵や冷凍食品などの食品については腐敗や劣化の害が起こらない期限として消費期限が表示されたり、品質が保持できる期限として賞味期限や品質保持期限が表示されています。薬についても、品質が保たれる目安として期限が表示されているという意味では食品と同様に考えてよいでしょう。
医薬品の品質の安定性を試験する場合、通常、温度、湿度、包装等の条件を設定した上で一定期間の品質が測定されます。しかし、一般に家庭での保存では厳密な環境にはありません。現実的には保存条件に気を配った上で包装に記載された期限内に使用することが原則です。保存時は高温多湿、直射日光を避けて、いったん開封したものは長く置かないことでしょう。l
A05、冷感タイプの湿布剤は、局部を刺激し、痛みを伝える神経の働きを抑えることにより、打ち身捻挫などの一過性の痛みや晴れを和らげるために使われることが多いようです。
温感湿布タイプの湿布剤は血行をよくする作用があり、肩こりや疲労などによる慢性の痛みに使われることが多いようです。
ただし、湿布剤だけで治療できる症状はあくまでも局所的な軽い症状だけです。症状がひどい場合やたびたび起こる場合は、医師の診断・治療を受けることをお勧めします。また、湿布剤を5〜6回使って効果が現れないときも医師の診断・治療を受けた方が良いでしょう。
Q06、鼻炎薬の副作用について
A06、狭心症の治療をしている人は、塩酸フェニルプロパノールアミンが含まれた鼻炎薬は飲まないで下さい。塩酸フェニルプロパノールアミンには血管を収縮させる作用があるため、鼻の粘膜の炎症を抑える等の目的で鼻炎薬に配合されています。しかし、塩酸フェニルプロパノールアミンには、その他に、心臓の働きを強め、血圧を上昇させる作用があります。そのため、狭心症などの心臓の病気をお持ちの方には、心臓によけな負担をかけることになります。心臓がどきどきするという症状は鼻炎薬を飲んだことによる可能性が高いと思います。動悸が続く場合や、頭痛など普段と違う様子を感じる場合は、すぐに主治医を受診してください。
他の薬でも心臓に負担をかける可能性のあるものがありますから、市販の薬を購入される場合には、必ず薬剤師にご相談ください。また、治療をうけている医療機関以外で診察を受ける場合は、必ず現在治療中の病気と服用中の薬を医師に伝えてください。