
第一巻
森山藤昭大明神語録より
堀江と味酒――月と地球の関係、離れてみるとそれなりのロマン。着陸するとそれなりの不満。
精神病院――私は、6,7カ所の病院を入退院した。いろいろな違ったやつ、看護者、医者と接してきた。於いて人格を持ったものとして、対処する方法。
病状の悪いときは例外として、第一期症状が消えると、自分を取り戻せる。それ以後のかかわり方が問題なのだ。
管理者にべったりでは、味がない。自己を維持しつつ、時にはきらりと輝き、何をやるにしても自分のことは精一杯、一個体として行動すること、そこをどこまで徹底さすかに管理者の君への見方が変わってくると思う。
狂人と凡人の間――凡人は人並みの事を人並みに黙々と行う。狂人はその凡事に対し疑問を持つ、または挫折をする。あるいは拒絶する。
そしてとどのつまりが病院収容である。そんなこんなをしていると、凡人と狂人の差が広がるのである。
フォトアルバムでは一枚も写真が残っていない。(亡くなった時に両親に渡したのです)
通信4号まで他にも語録あるのですが、抜粋しました。
今までのアルバムに写っている人は医療従事者しかいない。
ごかいの船出は悲しみから始まった。しかし若さがあった。