現在の「癒し」ブーム、特にマッサージの類の危険なところは、
だんだん物足りなくなってくるところです。
なぜそうなってしまうのでしょうか?
2点考えてみたいと思います。
@ マッサージを受けて快適な状態で、さらにおかしなことをするから
何かおかしなことをしてきたから、不具合がひどくなってマッサージに行ったわけです。
体が快適な状態になったのなら、あたまも快適になれば問題無いのですが、
あたまは何もしてもらってませんから、やっぱりおかしなことはしたがるわけです。
その時、体はリラックスして柔らかくなっていますから、可動範囲が大きくなって
いたりします。そうすると、だんだんひどくなる可能性があります。
A 「癒し」、リラクゼーションに関する勘違い
頭でっかちでいつもだるくて疲れている人は、「リラックスする」と聞くと
「寝る」とか「横になる」とか「だら〜っとする」というイメージがあります。
しかし、体というのはそうやって「休ませる」のも大事ですが、実際は
柔らかくバランスした状態にしておいてあげることのほうが大事だったりします。
目だって、「じ〜っ」と画面を凝視するからおかしなことになるだけで、
起きている間は常に目を開けていられるようにできているわけですから、
目や肩や腰など、適切に使ってあげることが実はリラックスすることなのです。
基本的には、私達のひどいストレス、凝り、というものは、あたまで考えすぎた
結果であることが多いはずです。
電車に乗っている時、座っている時、歩いているときなど、
「疲れているからなるべく楽に動こう」とか、「疲れないような姿勢を取ろう」とか
考えがちです。
それが、実は体にとっては全然リラックスできないことであったりするわけです。
実際は体は悲鳴をあげているものなのですが、私達が無視しているのです。
これを繰り返すと、だんだん頭と体でリラックスの感じ方が変わってきてしまいます。
この事態を直すのが、また厄介です。
本人の頭はあくまでもリラックスしているつもりですから、
それをリラックスさせようとすると、なかなかそう感じられないからです。