ヨガなどの東洋思想では、呼吸が非常に大切なこととして扱われます。 最近は欧米でのヨガ・ブームも影響しているのか、欧米のスポーツ・ストレッチも 呼吸を取り入れるような方向にあるようです。 日本だって、そう遠くない昔までは、呼吸や息というものが意識的にせよ 無意識的にせよ、大切にされる文化であったと思います。 大型のほ乳類同士だと、呼吸はコミュニケーションになり得るような気もします。 赤ん坊や犬や猫、ひょっとするとイルカやなんかも、呼吸は非常に重要な コミュニケーション手段であるような気がします。 柔らかく深い腹式呼吸が出来ることは、実は最高の幸せのような気がします。 もうそれ以外何もいらない!とは、軟弱ものの私は言えませんが・・・ それは、どんなに大金を積んでも、どんなに勉強しても、どんなに頑張っても 手に入らないものかもしれません。 でも、全てを滞らせず、リラックスして、頭を休め、頑張ることを止めれば、 自然とできるはずのことでもあります。 呼吸の使い方がうまい人は、深い呼吸1つで 心を静めたり頭痛などの痛みを和らげることができるでしょう。 深く柔らかい呼吸ができるためには、お腹の周辺など、体の前面が常に弛緩 している必要があります。 そして、そのためには脊髄は自然な状態で伸びていないと、前面のスペースが維持されません。 つまり、深く柔らかい呼吸が出来るということは、体全体がリラックスした 状態にあるということになるのです。 呼吸に乗るということは、流れに乗るということです。 しかし、現代の私達は、かなりの人がかなり、実はしょっちゅう呼吸を 止めていると思います。 パソコンしながら、TVゲームしながら、TV見ながら、本読みながら。 目をじ〜っと使いたがるのと同じです。 呼吸もじ〜っと止めたがってしまうのです。 結局それは、体の面倒を見ることを怠けていることなのです。 そしてそれは、実は体を傷つけていることと同じです。 体に素直になっていないのです。