Chapter2.己楽道流 リラクゼーション法




この3つは、己楽道の目的・目標であり、同時に手段でもあります。

「滞り」というのは、漢方や気功と同じ意味(だと私は思ってます)です。
「活性化させる」というのは、私が勝手に作った概念(だと私は思ってます)です。
私のイメージとしては、主に頭(顔)や両手足といった胴体から伸びる部分が
意識されずに、やたらと硬くなっていたり、逆に「だらーん」と垂れ下がっている
状態です。
見た目に、全身に一体感が無く、手足がばたばたしたり、ぎくしゃくした状態です。

元々の自然な状態とは、「全身が活性化している状態である」と考えます。
それは、「全身がリラックスしている状態」でもあり、
「全身が滞りなく流れている状態」でもあります。
そこらへんの犬や猫や、小さな子供の状態です。

何かが滞ったとします。
例えば、疲れているのに電車で座れなくて、イライラするとか、精神的なものが滞る。

そうすると、リラックスさ、が失われます。
そうすると、例えば呼吸が浅くなって気が上のほう、胸より上のほうに
上がってきてしまいがちです。そうすると、お腹より下の下半身が無意識のうちに
忘れられてしまいます。

これが不活性な状態です。意識が行き渡っていない状態。

すると何が起きるかというと、実は、足下からしっかり立っていない状態になります。
ぱっと見は立っているし、本人もしっかり立っているつもりなのですが、
不活性の状態になった下半身のために、全身は微妙にバランスしなくなります。
すると、上半身のほうにしわ寄せが来ます。
上半身は、それは本来の役目ではないのですが、しょうがないからバランスを
取ろうとして硬くなります。
そうすると、肩凝り(や他の症状)としてみんな意識するのです。

では、どうすればいいかというと、いくつかオプションがあります。
リラックスすれば滞りが解消する、とも言えますし、
滞りを無くせばリラックスする、とも言えます。
どちらにしても、それがうまく行けば、不活性な部分は活性化し得ます。
(そこをまた滞らせなければ)
リラックスさせる所やリラックスのさせ方にもいろいろあります。

ではどうすればいいか、というと、それはひたすら自分の技を磨くしかないのです。
で、得意技を増やして、その精度を上げていくしかありません。
結局それは音楽や演じること、アートやスポーツ、武術、スポーツのように
終わりのないものなのです。
まぐれのヒットでOKか。1本も打てずにさよならか。
イチローのように芸術の域にまで持っていくか。様々です。