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(歯医者に行く前に、これだけは知っておけ!!!)
となりの歯医者さん
2004.02.26 vol.6
〜 歯科の再生医療ってどこまで進んでいるの? 〜
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こんにちはだいこんです。
この一週間は風がひどかったり寒暖差がものすごかったり・・・イン
フルエンザのピークは過ぎたと聞いておりますが、皆さんいかがですか
?
私はこの前の日曜日、東北某所で、下顎に全く歯の無い方の即日インプ
ラント(即時加重※)の手術のお手伝いをしてきました。
(※即時加重というのは、文字通りインプラントを埋入<打ち込んで>
、数時間もしくは数日以内に咬む力を加重できる、という方法です。数
日以内といっても、実際は午前に手術して、夕方にはインプラントを支
えにしたブリッジを装着となります)
手術が終わって、こちらで用意したベイクドチーズケーキを「バンバ
ン咬める」と言ってほおばっていたお姿が感動的でした。
「実はインプラントの手術後は、1ヶ月間仕事を休まなければダメだ
と思って仕事の調整をしていたんだ・・・まさかその日に咬めるとはね
!」ともおっしゃってました。
これぞ歯科医師の仕事の真骨頂かな、と思いました。
この方、実はHPでその歯科医院を見つけたそうです。そこか、さもな
ければ東京まで、と思っていたそうです。
詳細は画像付で後日お伝えしたいと思います。
私の診療所でもできます(でも場所は内緒です。うふ)けど・・・。
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−*−* 歯科の再生医療ってどこまで進んでいるの? *−*−
1月がバタバタしていたのは、先のメルマガでもお伝えしたように、
1月25日(日)に「第1回再生歯科医療フォーラム」という講演を聞
きに東京に日帰り出張していたのです。
公演内容は有名な歯科臨床家お二方の「再生医療に対する希望・期待
」のようなお話(ご自身の難しい治療例を入れながら)と、歯科再生医
療第一人者の、今の研究の進行状況の講演でした。
骨の再生は大分進んでいるそうです。
一部の施設では臨床試験が行われています。ただ一般化には色々ハー
ドルがあり、その一つに今までの医療材料の枠組みでは当てはまらない
、ということがあるそうです。
つまり患者さんの細胞(幹細胞・実際には骨髄)をいただいて増やす
訳で、それは人工材料ではないし、医薬品でもないからですね・・・
これから医科でも再生医療が進んで来るでしょうが、医科系では生死
がかなり関わる(某医療機器メーカーは心臓の筋肉の技術を持っていた
りしますね)ので、歯科系はそういう意味では役所の方も「最初の再生
医療」としては認めやすいのかも、知れません。
あくまでも憶測ですけどね。
そして・・・再生医療は、保険適応になるのかどうか?
今の所、保険適応は困難なようです。最低でも50万は現在かかるらし
く(細胞を増やすために、その最初の処理はとっても面倒なのです)ど
う考えても保険適応にはなりにくいと・・・これも実際のところはまだ
まだ不明です。
ただ、今まで夢だったことが、現実化されつつあるのは事実です。
高度で高額な医療になるかもしれませんが、本当に悩んでいる方には朗
報かと思います。
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歯に関しては、犬の歯ができるようになりました、とのことです。
昨夏ではネズミでできるようになったことから、随分進んできましたね
。
しかしまだまだです。歯の形、方向についてはまだまだのようですし
、歯自体の耐久力は従来の歯のままですから、インプラントと比較する
とまだまだ・・・と言わざるを得ない感があるようです。・・・・。
さらに、唾液腺も再生が進んでいるようです。ネズミの唾液腺は再生
できつつあるようです。
これは唾液腺だけではなく膵臓などにも応用できる可能性を持つ技術
とのことです(驚いたよ)←すみません、つい素に。
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最後に・・・このフォーラムの懇親会をちょっとのぞいたのですが、
盛況でした。
皆さん「歯科医療界は明るい!」と思ってらっしゃる方ばかりなのです
。一緒にいて楽しかったです。
「歯科医療界は楽しい!明るい!」って思って治療されている先生は
本当に少ないですし、もし治療を受けるのなら、そう言う先生の方が良
い!に決まっていますよね・・・
ではでは今週はこの辺で・・・。
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