海外で気胸
になったら

・海外での気胸に備える ・入院体験記 ・入院で役立つ英語 ・掲示板
失敗しない、後悔しないための5か条
5、手術後こそ、医師の指示を具体的に聞く。
 
1
信頼できる病院でチューブを入れる。
 
2
途上国の場合、先進国への移動を考える。
 
3
複数の医師に治療法を相談する。
 
4
手術が必要な場合は、家族が付き添う。
5
 
 
(番外編)病院への謝礼やチップ。

手術後、私は主治医から肺の運動に励むよう指示されていました。具体的には、強い咳をすること、肺の運動用の器具で、強い息をすること、病院の中をできるだけ歩くこと、の3つでした。私は自分なりに一生懸命やったつもりだったのですが、どれも痛みを伴うので、どうしても控えめにしていたところがあったのでしょう。

結果的に、手術から4日後、肺に痰がたまり、管を入れて抜く処置が必要になりました。主治医からは「しっかりリハビリをしないからだ」といやみたっぷりに言われました。同様に、最初にチューブを入れてから手術にいたるまでも、リハビリの指示を受けていました。結局手術が必要になったのは、私の怠慢が原因だというような言い方をされました。

私にも言い訳があります。それは、主治医に会えるのは3日に1回ほどで、他の医師も看護婦も僕の様子をモニターしていないことです。わかりやすく言えば、日常的には「放ったらかし」なのです。看護婦は何の医療的なアドバイスもしてくれません。主治医が僕に指示しているリハビリの内容すらつかんでいませんでした。医師が患者に指示を出す→看護婦は必要な処置を施す→レントゲンを取る→主治医は3日に1回くらい顔を見せ、レントゲンの結果を診る。これが治療のワンサイクルなのです。「もっと頻繁に、リハビリのアドバイスをしてくれていたら、私もやりやすかった」というのが言い訳です。

しかしこれは、世界のどこへ行っても通用する言い訳ではなさそうです。 「自己責任」の名の下に、日本人から見れば「放任」と思えるような医療は、むしろそれが世界標準なのかもしれません。


おしゃべり好きな看護婦と、いまいち緊張感の足りないナースセンター。

そこで私が得た教訓があります。医師の指示をできるだけ具体的に聞く、ということです。 「咳をしろ」と言われれば、どれくらいの強さで、どれくらいの頻度でやればいいか。 肺の器具についても(日本で入院した友達もやっていたから、かなり一般的な訓練らしい)、 どれくらいの頻度で、1度に何回くらいすればいいか。散歩はどれくらいの距離を歩けばいいか。 そういう具体的なところまで尋ねて、その通りに実行するのか賢明です。そうしないと、痛さのために、 ついついセーブしてしまい、不十分なリハビリになってしまう可能性があるからです。

例えば、薬を渡されるとき、いつ、何錠飲むかを必ず聞くと思います。 それは、間違った飲み方をすると危険だろうという認識があるからです。手術後のリハビリについても、 同様の指示を受けるべきなのです。