腺様嚢胞癌とは

 肺の腺様嚢胞癌の患者の人は 肺がんの患者100人のうち1人ぐらいしか居ないそうです。原発は耳鼻咽喉科や口腔外科領域の部位に多く、例えば顎下腺や小唾液腺などで、気管支以外が原発であることも少なくありません。しかも外科の泌尿器科の領域にもみられます。躰のあらゆる部位に転移します、中でも肺に転移する場合が多くこの場合、レントゲン写真で見るとあたかも牡丹雪のように全面的に転移していることが多いそうです。
 肺に転移した腫瘤の成長速度も、一般の癌(腺様嚢胞癌以外の癌)のそれに較べて可成り遅く、体積が2倍になるのは一年単位ですが中には月単位の早いものもあります。
 成長速度が遅いためとも言われていますが、肺の腺様嚢胞癌も、現在の抗ガン剤は際だった効果を出せない例が多く、その上患者数も少ないので症例が少ない為、数ある現在の抗ガン剤の個別の効果と抗ガン剤組み合わせによる治療の効果の評価が定まっていません(標準治療法がない)。
 その為か、抗ガン剤は効かないとされて、手術や放射線照射によって治療した後、転移が認められると従来は、それ以後の治療はされなかった例が多かったのです。そして残念ながら今日でも、その例は決して少なくはありません。
 また、放射線照射については奏功した例が多いと言われております。





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