伝統的作業療法
2003/6/3

外的な抽象的作業環境
其の二、物への欲動・興味
材料・道具の基本的属性・性質。
それらの属性や性質を用いた作業や各課題遂行の結果的環境要素。
 
状態(個体・液体・気体)
明るさ・色・艶
形・大きさ(長さ・幅・高さ)
凹凸・厚み
重さ
温度・熱
数量
におい、空気中の化学物質
味、液体中の化学物質
材質(硬度、粘性、弾性)
運動
 
しくみ(部品間の関係)
 


ここの行の内容は、一行一列の広範な抽象的作業環境の一部だと言ってよい。
 
ここは、抽象的作業環境の中でも、主に、具体的な物、つまり材料や道具の性質を含んでいます。色々な道具や材料を見て聞いて、取って触って、口に入れて、舐めてと言ったことなどが中心です。
 
つまり、一行一列では、比較的作業工程目標が明確な作業への能動的な興味を強調していましたが、ここでは、目標に対しては無目的というか、遊びというか、色々な物と色々な仕方で接触することで、単に受動的な、受信機能(特に感覚機能)をより中心に働かして、楽しむ、没頭していくという抽象的作業環境のことです。ですので、ここの環境は、成人だけでテリトリーを占めるのではなく、幼児や小児でも、好んで、簡単に踏み込んで、没頭出来る抽象的作業環境領域なのです。
 
まぁ、そう言う意味では比較的に単純作業のことですね。しかし、そうすることで、この抽象的作業環境領域自体の感覚、識別、認識を研ぎ澄まして深めていく学習効果もあるのです。単純に言えば、感覚〜運動中心の身体的作業と言えばいいでしょうか。
 
最近私が、気になりだした系統の作業でもあります。

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