あいさつ
会員の皆様へ


 私は、平成15年4月27日の平成15年度社団法人奈良県歯科技工士会定時総会で会長に就任いたしました、切川幹朗です。
 私は、歯科医院に勤務していて雇用契約によって行動が制限されることから、会長にはふさわしくないと度々の推薦を拒んでいました。しかし、歯科技工所開設者よりも勤務者のほうが精神的に行動しやすいのも確かなこと、とも思います。行動面において物理的な制約を受け、会員の皆様へご迷惑をおかけすることも有るかと思いますが、引き受けた以上精一杯努力をいたしますので、どうか皆様にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

私は、社団法人の会長として
 第一に、本会の目的にもあるように、関係団体と協力して、歯科医療を通じ社会の福利と厚生に貢献するよう、患者さんの立場に立って行動します。
 第二に、新人の育成により一層力を入れ、組織の拡充を目指します。
 第三に、会員相互の親睦を深め、仲間意識を高めるよう努力します。
以上のことを達成するため、先の組織改革の内容に沿って、改善すべきは改善して会務を遂行する所存です。

 不安と希望の入り混じった複雑な心境では有りますが、一生懸命努力をいたしますのでどうかよろしくお願いいたします。

『天知る地知る己知る』




 この『天知る地知る己知る』は、ある新聞のコラムに掲載されていたものの転用ですが、人が大した罪の意識も無く平気で悪いことをする行為への戒めとして書かれていたものです。
 私は記事を読んで共感する反面、反省もさせられました。「誰も見ていないからいいか」と安易な気持ちで路上にごみを捨てる。罪の意識が少しでもあるのでまだすくわれる。ところが立派な大人が、信号を無視して道路を横断したり、ここをわたれば早いからと横断歩道の無いところを横断したり・・・。 確かに遠回りして横断歩道をわたることや、一台も車が通る気配も無いのに信号の変わるのを待っているのもばからしいし合理的ではない。でもちょっと待って。『天知る地知る己知る』。誰も見ていないようでも、見られているんですよ。貴方は自分に恥ずかしくないのですか?子どもが見ていて真似をしませんか?貴方は罪の意識を持って行動していても、まねをする子どもはどうですか? 罪の意識を持ちますか?完全な人間なんていないと思うし、いたら怖い。十の悪い行いのうち、一つでも多く思いとどめるように努力できればと思います。
 普通の生活を送り、普通に通学する子どもが通りすがりに背中に火をつけられると言うことも起こっています。集団登校する子どもたちの列に、わき見運転の車が突っ込みます。携帯電話でも操作していたんでしょうか。戦争で犠牲になるのも何の罪も無い子ども。政治家、官僚、警察官、学校の先生、そして我々一般の社会人一人一人が今以上に自覚を持ち、襟を正さなければなりませんね。

平成15年5月 
(社)奈良県歯科技工士会
   会長 切川幹朗