|
今年の定期健診はパスだ! 毎年行う、職場の定期健康診断。今年はたいして忙しくもないが「パス」した。なんと言っても、先月約5万円もかけて人間ドックに行ったばかり。その結果はいつものとおり「全項目異常なし」だったから。しかし、「職場ごとの健診・受診率で競争をしているから、どうしても」と言われ、仕方なしに、1ヵ月半後、指定の健診センターに出向く。最初に受診していれば、健診医師が職場に出張いていたので、職場のなかで済んだのに・・・
・・でもその後の展開を考えると、出向いて受診することにより、聴打診が静寂な環境で受けられたわけで、重大な心疾患が検知できたのだろう。今考えても生死を分けた?微妙な判断だった。 これは?何の音だろう?! 健診医師「これは何の音だ?・・?音楽を止めて!エアコンを消して!」と何度も聴診器を換えて耳を傾ける。「聴診器の具合かもしれないが、念のために専門医に調べてもらった方がいいかも。健診の結果は異常なしにしておくけれどね」と。なに?「専門医へ行け」と言ったって、どこへ行ったらいいのだろう?健診センターの事務員に質問し、循環器科と言う専門用語を初めて耳にする
2〜3ヶ月以内に突然死!? 自宅近くの循環器科医院での一幕。聴打診、胸部X線、運動負荷心電図、CT、心臓エコーなど、各種検査をするたび、A医師の顔色が変わり声が大きくなってくる。待合室は満員なのに、ほかの患者さんをそっちのけ。なんだか申し訳ないような気になる。 ●「これから紹介状を書くから、B病院のB医師を訪ねなさい。私の大学時代の仲間だが、心臓手術専門に20年のベテラン、腕は間違いない。できるだけ早く人工弁置換をしてもらいなさい。君は、2〜3ヶ月以内に突然死の危険性が高い!」ゥゥゥ・・びっくり仰天の私・・ ・・なんだ?なんだ?私が心臓病?自覚症状が全く無いのに?だいたい人間ドッグの結果は何だったんだ?「5万円返せ!」だ。2〜3ヵ月後に私のお葬式?信じられない!
●他人事のように話を聞いていた私に、「以前、このような診察中に、前のめりに倒れて突然死した人がいたが、君が今、ココで倒れても不思議はないほど症状が進んでいるぞ!」とA医師が駄目押しの一言。冷静だった私もやっと目が覚める。
君も、きっとうまくいくよ カテーテル検査で2泊3日の入院。私としては、30年前の入社以来、初めての有給休暇取得だ。
●「去年の今ごろ俺も,B先生から心臓手術を受けたんだよ。大丈夫!君もうまくいくよ!今では毎日欠かさずジョキングしてるんだぜ」と、開胸手術の跡を、自慢げに見せる老人。手術後1年経過の検査入院だそうだが、病院の内部のこと、医師、看護婦のこと、心臓手術のことなど、事細かに話してくれた。同部屋の相棒がこんな人でラッキーだ。
人工弁置換で1級障害者へ 開胸手術が2ヵ月後と決まり、自己血貯血も始まった。先日、念のため行ったセカンドオピニオンによる、再検査でも同じ数値、同じ診断だった。不安いっぱいでやりきれない毎日。それをうち消すように、心臓関連の本をあさり、webをサーフィン。この間の知識吸収力は、いまでも感心するほどだ。 ●心臓手術経験者のホームページで、同様の疾患を抱える仲間の書き込みには感動、はじめて気持ちが落ち着いてくる。手術の手順、術後の経過、心構えなど頭でっかちと思うほどで、職場の各部門の長に社内メールを送信し、疾患について解説、理解を求めたりの毎日・・
●手術後は、1級身体障害者になることも含めて職場全体に広めてしまった。もちろん上司にもだ。これでよかったのか、今でも分からないが、隠していたら我慢できない心境だった。
家族の混乱は予想以上だ 数年前から転勤のため、家族と離ればなれの生活をしているため、入院中のサポート体制は、かなり大変。病院へ見舞いにきて貰うために、片道3時間、往復だけで合計6時間必要だ。妻を中心に、家族で役割分担を決めたようだが、そのたびにマル一日つぶれるのだ。一人一人の生活をかなり混乱させることになり、申し訳ないと思う。
●「だからこそがんばって直さなくては・・・。」
|