|
毛髪が薄くなると恐らく誰でも様々な医薬品や健康食品を試しみる。
それは何でもすがりたい人情の自然というものでしょう。 これが効くと言われれば多種多様なことを試しみるのである。
今テレビでこのようなMのハゲに効きますとうたって宣伝していますが、 客の目をひく売り言葉を工夫するのは売り手とすれば当然かもしれないが、
宣伝マン本人が生えてこないのによくインチキ宣伝していると思います、
父の日をねらってプレゼントに買ってもらう宣伝だと思いますが、 しかし、もう少し責任感のある言葉が吐けないものかと思います。
今色々な新聞、雑誌の広告に育毛宣伝が氾濫していますが、 うぶげ程度は生えますが元の黒々太い毛は生えてきません。 しかしどうも、あけすけな商魂の犠牲になるようで、まだまだ嫌な薄毛である。
シャンプー、発毛剤、手術・・・まだ決定版なし 読売新聞2000/12/4
男の悩み
髪の悩みを持つ人は多い。成人男性の3割は、年齢とともに髪が薄くなる「男性型脱毛」と言われる。自然なことでもあるが、見た目の印象を左右するだけに、多くの男性が「抵抗」を試みる。育毛シャンプーに、育毛剤、果ては外科手術。
発毛剤ミノキジル(商品名りアップ)効果があるのは、頭頂部が薄くなり始めた場合。大正製薬の調査では3割が「ある程度、髪が戻った」という印象が得られた。抜け毛が止まったというケースも含めると、全体の7割に何らかの変化が現れた。しかしツルツルになった前頭部では効果はなかった。
ミノキジルは、もともと血液降下剤。血管拡張などによる毛母細胞の刺激が、発毛を促すとされている。
ペンタデリカ酸グリセド(商品名、薬用毛髪力)細胞活性を促す。
塩化カルプロニウム(商品名、カロヤンアポジカΣ) 血管拡張剤
使用者の一部に発毛効果があった、とのデータ−がある。
順天堂大皮膚科助教授の坪井良治さんは「ミノキジルは従来の育毛剤よりも優れているが、過剰な期待を持つべきではない」と指摘する。
飲む育毛剤も注目を集めている。
米国で98年に発売されたフィナステリド(商品名、プロペシア)で、男性ホルモンを活性化して頭頂部や前頭部の髪を薄くする酵素5α−リダクターゼの働きを抑える。医師の処方で使用し、数%に性欲減退の訴えがあるが、半数近くに一定の効果があるとされる。フィナステリドは、日本ではまだ発売されておらず、臨床試験を準備している段階。だがインターネットを通じた販売業者も多く、並行輸入の形ですでに大量に出回っていると言われている。
育毛剤に、まだ「決定版」はないが、開発競争は熱を帯びる。
毛髪を薄くする役目をする5α−リダクターゼの作用で、ひげや胸毛が濃くなる。毛の生える場所により、なぜ作用が異なるのか、仕組みが明らかになれば、毛を濃くする方法が見つかる。表皮と真皮を培養して新たな毛の根元の「毛包」を作り、移植する研究も進む。坪井さんは「毛包を新しく作る技術は、近い将来に成果が期待できそうな分野。21世紀に脱毛の悩みは克服できるかもしれない」と話している。
手術植毛(後頭部の毛を前に移植)
Aさんは「育毛剤には百万円の単位で投資をしました。でも、全く効果はなし」
自分の後頭部の髪を前に移植する治療を受けた。
後頭部から縦1cm、幅10cmの帯状に髪を頭皮ごと切り取る。傷口は上下を引っ張って縫い合わせる。切った頭皮は、5人の専門スタッフが、メスを使って1本ずつ毛根部から切り分ける。専用の針で、一時間半ほどかけて1000本を前頭部に植えた。それから半年Aさんの前頭部には、かすかな前髪がでてきた。頭髪の半分を失ったとして5万本。治療では、2%を回復したに過ぎない。地肌はすけすけで、バーコード状態になったように見える。
それでもAさんは「ツルツルとは全く違いますよ。青春が戻ってきたような気持ちです」 と喜ぶ。
新宿スキンクリニック院長の石井良典さんは「若いころのヘアスタイルに戻すのでなく、年齢年相応の自然な薄さを作る治療と考えてください」と説明する。費用は毛根1本で約千円。Aさんは先月、新たに1500本植えたので、計250万円だった。
このほか、帯状に切り取った後頭部の頭皮をそのまま前頭部に縫い付ける大がかりな手術もある。
東京警察病院形成外科部長の大森喜太郎さんは「頭皮に傷をつけると、方法によっては凸凹になる。実績のある医師を選ぶひつようがある」とくぎをさす。
植毛には、人工の毛を使う方法もあるが、異物を頭皮に入れるため、数年で抜け、頭皮が化膿するなどの問題が起きることがある。
毛髪を守るための5か条
@栄養バランスのとれた食事
髪を作っているたんぱく質やミネラルをきっちりとる。
A洗髪のしすぎは禁物
洗い過ぎて頭皮がカサカサになると、脱毛を招く。
洗髪は多くても1日1回。冬場なら週に3回程度で良い。
Bシャンプー、リンス、整髪料は刺激の少ないものを
かぶれや湿しんでかゆみを起こすと、頭皮をひっかいて毛根を傷つけがち。
C適度なマッサージ
血行を良くして増毛因子を増やす効果がある。風呂あがりなどに指先の腹の部分で圧迫する。
D育毛剤は半年は続けて効果をみる
髪の伸びは1ヵ月で約1cm。見た目の印象が変わるには、時間が必要。
ーーーーーーーーーーー(順天堂大皮膚科・坪井良治助教授監修)
|