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左の写真をみてください。これは私が持っている歯ブラシの頭の部分が
一番小さい歯ブラシです。小さいはずのこれを私の歯型に
置いてみるとけっこう大きく感じるでしょう。そこで、すみずみまで磨ける
もう少し小さい歯ブラシをつくります。 左の写真の歯ブラシ(8ミリ×2センチ/Butler:GUM200) |
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二列四段の歯ブラシを作る。写真は「毛先が球」という普通の硬さのものを、中央二列を残してカットし、 さらに残った中央二列の上から四段目を残してあとは全部カットした。 毛先を黒く塗っているところが、残った部分の二列四段だ。歯ブラシの毛は、ひげそり用のフェザ−かみそりや 柄のついた使い捨てかみそりのような薄刃のもので、簡単に切ることができる。 これは補助ブラシなので普通の歯ブラシで磨けない部分に使う。 |
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この二列四段にカットした歯ブラシのよいところは、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に 入り込み易いことだ。また図のように、上下の歯の内側のカ−ブの、歯と歯ぐきの間を横磨き していくときに、毛先が引っかからずにスム−ズに動いて便利だ。以下このブラシを使って説明する。 |
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@下の前歯の内側の先の部分ややオ−バな拡大断面図になったが、実際には下の前歯二本の先端がほんのわずか微妙に 内側へまいている。矢印の部分に歯垢がつく。 |
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図のように歯の内側の先端を横に磨く。この部分は、歯ブラシが入りやすい ので普通の歯ブラシで磨くことができる。 |
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A下の奥歯の内側矢印の部分は、引っ込んでいるうえに見えにくい。 反対側(左側)も同じように見えにくい。どうなっているか時々口内鏡で見ておぼえる。 |
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図のように二列四段の歯ブラシを当て、こきざみに動かす。それでも当たらないときは 歯ブラシの角を使う。 |
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B下の奥歯のつきあたりここは歯の形によって、両方から磨けたり、片一方からしか磨けなかったりする。 |
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突き当たりの部分が丸い場合は、図のように両方から歯ブラシを入れて磨く。 |
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突き当たりの部分が斜めになっている場合は、図のようにそれぞれ片一方からしか 磨けない。自分の歯の形をしることが大切だ。図のように磨く場合、口に力をいれずに そっと口をあけた状態で(空をボ−ッと見上げた時のように)歯ブラシを入れたい 方の口びるを引っ張るとよい。 |
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突き当たりの部分は、歯ぐきが下がって歯が長くなると、横から見ると こんなふうになる。矢印の部分が引っ込んでいて、二列四段の歯ブラシが役に立つ。 |
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C上の前歯の内側これは、上の前歯二本の断面図だ。前歯の裏側は少し掘れたように引っ込んでいる。 ここに歯垢や歯石がたまる。ここも口内鏡でどうなっているか時々見る。 |
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図のように二列四段の歯ブラシを縦にあてると、引っ込んだところに毛先 があたる。 |
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D上の奥歯の内側ここは下の奥歯の内側より、もっと見えにくい 。口内鏡でよく見て形をおぼえる。 |
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図のように二列四段の歯ブラシをあてて、こきざみに横磨きする。 引っ込んだところに十分当たらないときは、歯ブラシの角を使う。 |
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E上の奥歯の突き当たり下の奥歯の突き当たりと同じよう に磨く。歯と歯ぐきのさかい目に歯ブラシがどうしても当たらないときは、スペ−スブラシを使う。スペ−スブラシ は歯医者さんで売っている。 |
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F歯間ブラシの使い方歯と歯の間にすき間がある場合は、歯ブラシの毛は中まで入らないので 歯間ブラシを使う。歯のすき間に応じてサイズを変える。歯のすき間が大きい場合は真ん中をとおすのではなくて、図のように周囲にあてる。 細長い筒の中をブラシで洗うように。時々は、歯間ブラシに磨き粉をつけてもよい。 |
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★歯と歯ぐきの間を磨くときは、歯ぐきの方にも毛先があたるようにして、歯ぐき
もいっしょに磨く。 ★「毛先が球」をカットして二列四段にした歯ブラシでも入り込まない 場合は、「システマ」のように毛先が細くて柔らかいもので作る。ちなみに 歯の表面を磨くのは普通の毛の硬さのブラシがよい。 ★歯周病になったときの歯の磨き方は「歯槽膿漏−抜かずに治す−」著者.片山恒夫.朝日新聞社発行 に懇切丁寧に書かれている。 |