喘息ぜんそく−asthma−


喘息について

  1. 喘息とは
  2. 原因
  3. 症状
  4. 検査
  5. 発作
  6. 治療




  7. 喘息とは

    簡単に言うと、「喘息は気道の炎症」です。
    喘息は気道の慢性炎症です。アレルゲン(ダニ、室内塵など)あるいは、かぜ、ストレスなどの
    さまざまな刺激により気道に炎症が起こったり、増悪したりします。
    気道の炎症は発作が無いときでも残っているので、炎症に対する治療は
    喘息の自覚症状が無くても続ける必要があります。
    喘息死してる患者さんは年間で6,000人と言われています。



    原因

    原因
    外因性→アトピー型;吸入性抗原(ほこり、花粉、ダニ、花火の煙など)
                 食事性抗原(牛乳、卵、そば、茄子など)
    内因性→非アトピー型;ストレス、呼吸器感染症、アスピリンなど



    症状

    痰→痰は気道粘膜の杯細胞や気管支腺細胞などで生産・分泌されます。
       痰は、異物が入ってくると体外に排出されるためにあるものです。
       この異物が多くなると痰が増え、杯細胞や気管支腺の数が増えてどんどん肥大化してきます。
       こうして肥大化してくると気管支が狭まり、喘鳴や発作を招きます。
       喘息の痰は、粘性があり切れにくいことが特徴で色は透明または白色です。

    喘鳴→気道が狭まることにより『ぜいぜい』または『ひゅーひゅー』といった音が聞えます。

    咳→大体のものが痰が絡んでる咳なので『こんこん』というより『ぜろぜろ』という湿った咳です。
       しかし、湿性咳だけとは限らず乾性咳(乾いた咳)のこともある。

    自覚症状として・・・
    ・呼吸困難(夜間や早朝に起こりやすいが、昼間でも刺激や運動で起こることがある)
    ・運動時の息切れ(気道が狭くなっていて呼吸が上手くできないから)
    ・喘鳴(喉や胸がぜいぜいなること)
    ・胸が締付けられてる感じ
    ・長く続く咳

    注:ここに書いた症状全てが出るわけではありません。
      人それぞれ違うのです。
      無理をしていたりほっといたりすると知らないうちに苦しさに慣れて悪化することもあります。
      そうならないためにも自分でコントロールすることはもちろん、周りの理解も必要です。




    検査




    発作

    <誘発物質>
    アレルギーの原因物質
    1.混血動物(猫・犬・鳥など)の体液、毛、フケ、羽毛
    2.ダニ
    3.ゴキブリなど昆虫の糞や死骸
    4.花粉
    5.カビ

    その他
    1.煙(たばこ・花火・ストーブなど)
    2.化粧品・香水・大気汚染
    3.風邪
    4.運動
    5.激しく泣いたり笑ったりする
    6.天候や気温の変化
    7.アスピリン

    発作の症状は苦しくて息がし難く、肩を上下させて呼吸していることがあります。
    横になっていると苦しいので座っています。酷いときには立ったほうが楽という場合もあります。
    発作時には痰を出やすくするために十分に水分を摂取します。
    そのとき背中を軽く叩いてあげる(背中から首に向かって)と痰がでやすくなります。

    <発作の程度>
    小発作:軽い喘鳴、陥没呼吸
    中発作:明らかな喘鳴、陥没呼吸、食事やや不良など
    大発作:著名な喘鳴、起座呼吸(座って息をする)、遊び・食事不能、返事が出来ない、不眠など


    治療

    ・予防→抗原除去、感染予防、禁煙など
    ・薬物
    ・減感作療法→外因性

    吸入療法について・・・
    吸入薬とは?
     気道に直接薬剤を作用させる薬。
          →直接作用するから薬剤が全身に吸収される事が少ないために
           副作用も気道局所のものがほとんどです。

    吸入薬には長期管理薬と発作治療薬の2種類に分けられます
    ・長期管理薬
    気道の炎症を治療し、発作のない状態を維持するために発作が無くても
    毎日規則正しく使用する薬剤

    注意:すぐに効果が現れる薬ではない(1〜2週間で効果があらわれる)
        発作が無くても毎日規則正しく吸入する
    ・発作治療薬
    発作を速やかに和らげるために症状があるときだけ使用する薬剤

    注意:1回の吸入量を守る(Dr.の指示に従う)
       発作時に乱用しない
       医師に指示された回数を吸入しても効果がなかったら、すぐ病院へ行く