●アロマセラピーは、“芳香療法”と訳されます。
アロマセラピーとは、香りのある植物から抽出した100%純粋な精油(エッセンシャルオイル)の成分を利用して、
ホリスティック(全体的)な見地から健康を維持し、取り戻すための自然療法の一つです。
それぞれの精油の複雑な自然の化学組成が、脳・肺・血管〜細胞を通して“こころとからだ”に働きかけ、
本来もっている自然治癒力を回復し、免疫力を高めます。皮膚を含め、体の様々な不調に対して効果が期待できます。
アロマセラピーは、薬による副作用がなく、正しく扱えばとても安全です。
一方、効果的なマッサージは筋肉の緊張をほぐし、患部を温め、体液の循環をスムーズにして体調を整えます。
正確に選ばれた精油とオイル・マッサージの組合せは、負担をかけずに体の機能を高めていきます。
そして何より、リラックスできて、気持ちが良いのです。
皮膚を美しく滑らかにし、新陳代謝を促し、余分な脂肪の燃焼を助けるので、美容管理にもお薦めします。
定期的なアロマセラピーマッサージは、ストレス社会における予防医学としても注目されています。
<こんな症状に、アロマセラピー・トリートメントをおすすめします>
肩・首のこり、目の疲れ、頭痛、冷え性、むくみ、便秘、生理不順、無月経、更年期障害、不眠、妊娠による不調、
筋肉痛、過労、多忙によるストレス、全身の重だるさ、不安や悲しみによるストレス、喘息、エネルギー不足、
おとろえはじめた肌、感想肌、各種皮膚の障害、(場合によっては)癌など
●オイル・マッサージの効用
マッサージの効用については林真一郎氏が『アロマテラピーの事典』で非常にわかりやすくまとめてくださっています。
1.心への作用 皮膚は脳の神経の終末でもあるため、皮膚に触覚刺激を与えることで心の状態にアプローチすることができる。
2.血液、血管への作用 心身が緊張すると血管が収縮し、それが繰り返されると血液の流れに滞りが起こります。心地よいマッサージは緊張をほぐし、血管を広げ、血液の循環を回復し、新陳代謝を高めることができます。
3.リンパ液、リンパ管への作用 リンパ液は体の隅々で生じる老廃物や痛み物質を回収しています。リンパの流れが滞る凝りや痛み、浮腫(むくみ)となって表れます。マッサージによってこれらを物理的に押し戻してリンパ節へ送り込みます。(すなわち、凝りや痛み、むくみが緩和されます。)
4.筋肉・関節への作用 筋肉は適度な刺激を繰り返し与えることで強化されます。また適度な筋肉の運動によって、乳酸なの疲労物質や痛み物質を早く除去することができます。関節についても可動域が拡大し、関節炎や外傷の予防になります。(マッサージは受動的な運動”ともいわれます。)
5.消化系への作用 適度なマッサージは胃腸の蠕動運動を高めたり、消化液の分泌を促し、消化器の機能を調整することができます。(消化・吸収・排泄を促進します。)
6.免疫系への作用 マッサージによる皮膚への快い刺激が精神神経免疫学的に免疫能を高めることが知られています。(5年以上前に出版されたものですが、春山茂雄氏の『脳内革命』も一読をお薦めします。)
アロマセラピー・マッサージは、このようなマッサージの効用と自然界の香りが脳を刺激して相乗効果を表し、非常に深いリラクゼーションを 可能にします。また、そのような状態において、人間が予想をこえるパワーを生み出すことも知られています。
セラピストは、マッサージをする時は必ず精神統一をし、気持ちを高めます。施術者のエネルギー状態が、マッサージの良否を左右するからです。単純に思われがちですが、最適のマッサージを追及すると、ホントに奥が深いです。