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不思議な無限


1=0.9999999…… が納得できない人が多いようですね。
でも、これはそう言うものだと思ってしまいましょう!!(←乱暴 ^^;)
無限のお話は難しいので専門の本に任せて、ここでは無限を楽しみましょう!!

「アキレスと亀」のところで無限が出てきましたね。
無限回の繰り返しが有限時間内に起こるって、不思議でしたよね。
無限を扱うと私達の常識では考えられないことが沢山起きます。

@無限ホテルのお話
 無限に部屋のあるホテルがあります。部屋番号は 1,2,3,……となっています。
今日は忙しくて満室です。
 ところがお客様がもう一人いらっしゃいました。さあ、どうしましょう!
 簡単です、断る!! ダメダメ、商売ですから。
 各部屋のお客さんに自分の部屋 +1 番の部屋へ移っていただきます。
 ほら、1 号室が空きましたね。^^;

 あら、今度は大変です。無限人のお客様がやってきました。
 さすがに、これは無理でしょう! 
 いえいえ、大丈夫。
 各部屋のお客様に自分の部屋×2 番の部屋へ移っていただきます。
 ほら、奇数番号の部屋が空きましたね。よかった、よかった。(^。^)

 ごまかされたような気がする? いいえ、数学的に正しいんですよ。
 自然数と一対一の対応のつく集合を可付番(かふばん)集合といって、
 自然数全体や偶数全体や奇数全体はみんな可付番集合で、要素の個数は同じです。
 不思議ですね。
 この可付番集合の要素の数(濃度といいます)が、アレフゼロです。

Aπにはあなたの生まれてから死ぬまでのことが書かれています。
 あなたの一生を本に書いたとしましょう。どんなに厚くてもいいですよ。
 そこにかかれている文字を数字に直しましょう。文字や記号などに0000〜9999
までの番号を振りあてます。これだけあれば大丈夫でしょう。
 さて、これであなたの一生が数字の列になりましたね。
 ここでπの登場!! πは無限乱数列になると信じられています。
 ところがあなたの本は有限ですね。有限ならばπの小数展開のどこかにそれが現れるはずです。
 あなたの本だけではありません。過去から未来にわたる出版された、出版される本の内容も全部書いてあるのです。
 πはノストラダムスよりすごい!!

B今度は少し数学的だけど我慢してください。
 ここに立方体の列があります。一辺の長さが 
 
 とだんだん小さくなります。
 この全部の体積の和を計算すると
  
 これは有限の値に収束します。
 
 さて、今度は表面積です。
 表面積を計算すると

 今度は無限に大きくなってしまいます。

 体積は有限なのに表面積は無限に大きくなる。不思議ですね。

C不思議な計算
S=1-2+4-8+16-32+64+ … を計算してみましょう!

S=(1-2)+(4-8)+(16-32)+(64-128)+ …
= -1  -4    -16   -128  …
= 
- ∞

別な方法でやると
S=1-(2-4)-(8-16)-(32-64)- …
=1  +2   +8    +32  …
= 
+ ∞

ついでにもう一つ
S=1-2*(1-2+4-8+16-32 … )
( )内は S だから
S=1-2*S
でS=
1/3

一体どれが正しいの?

解なし」が正解です。
無限の計算では
括弧でくくった答えをSと仮定したりすることは出来ない場合があります。

同じように
S=1-1+1-1+1-1+1-1+ …
もやってみてください。 

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