| 和算のお話です。 関孝和なんて名前聞いたことがあるでしょう。 和算で特徴的なのが、算額奉納、遺題継承そして遊歴算家です。 算額奉納というのは、読んで字の通り「算の額」であり、数学の問題・答・術(解法)を板に書いて額にし、神社や仏閣に「絵馬」のようにに奉納したものです。 江戸時代中期,寛文年間の頃から始まった風習らしく、現在全国に約820面の算額が現存しています。 算額奉納の習慣は世界に例がなく,日本独自の文化で、明治以降の洋算の導入を容易にしたとも言われています。 遺題継承は自分で作った難問を「遺題」として提出します。そして別の人がそれを解いて、という具合に、リレー式に受け継がれていきます。 これで、和算が発展していったのです。 そして、遊歴算家といわれる人たちがいて、和算を日本中に広めました。 数学の道場で腕を磨いた人が、日本各地を歩き回って、自分の流儀の算法を教えたり、「道場破り」をしかけたりしたのです。実に、日本的だと思いませんか? 和算のレベルは相当なものだったと言われています。でも、不思議なことに、西洋の様に技術の発展に寄与していないのです。つまり、和算はただ和算として発展しているのです。これも日本的な感じがしますね。 |
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