今回はまず問題からです。
(問題1)下のルールですべての自然数が重複無く発生できる事を証明して見てください。
1から初めて
(1)もしその数字が偶数だったら2倍及び+1の2つの数字を発生する。
(2)もしその数字が奇数だったら2倍した数字を発生する。
(解答)もしこのルールで発生できない自然数が存在するとすると、その最も小さいものが存在する事になります。それをsとしましょう。
ここで、sが奇数ならs-1、偶数ならs/2となる数字を考えると、その数字から上のルールに従ってsが発生できますね。つまりs-1またはs/2もこのルールで発生できないことでないとおかしいですね。そうするとsが最も小さいと仮定した事に反するわけです。
つまりそのようなsは存在しない、結局すべての自然数が発生できる事になります。
また、奇数nはn-1から偶数nはn/2から一意的に発生するので重複は有りません。
こんなルールですべての自然数が重複無く発生できるって面白いですね。 |
(問題2)では、次はr回の操作で発生できる数字の個数を考えて見てください。
(解答)答は下の表のようになります。そう、またもフィボナッチ数列です。
偶数の数も奇数の数(最初の2項を除く)もフィボナッチ数列になります。 |
| 操作回数 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
| 全ての数 |
1 |
1 |
2 |
3 |
5 |
8 |
13 |
21 |
| 偶数の数 |
|
1 |
1 |
2 |
3 |
5 |
8 |
13 |
| 奇数の数 |
1 |
0 |
1 |
1 |
2 |
3 |
5 |
8 |
そう言えば、ここまでフィボナッチ数列の説明を3回にわたって書きましたが、おおもとになったフィボナッチのウサギの話を書いていませんでしたね。^_^;
フィボナッチのウサギの話は次のようなものです。
生まれたての1つがいのウサギがいるとします。ウサギは1ヶ月で大人になり2ヶ月目からは毎月1つがいずつウサギを生みます。この時毎月のウサギのつがい数がフィボナッチの数列になるというものです。(もちろんウサギは不死身です!(^_-))
で、さっき書いた図で偶数を親ウサギ、奇数を子ウサギと読みかえると、そうするとフィボナッチのウサギのお話と同じになります。縦に見たのがその月のウサギのつがい数になります。
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