カズくん2
カズくん1
リュ―ちゃん
マサやん1
マサやん2
アキっち
カズくん2
終わりに
『せぇーの!』
『せぇーの!』製作委員会

俺は思い出を噛み締めつつ記念碑に触れていた。
 あれから、アキっちとマサやんは同じ市立の中学に通ったが俺は校区の違う中学へ進学した。
 リューちゃんはいろんな中学を受験はしたものの結局、本命は全て落ちた。
 すべり止めに受けた学校に通う事にしたらしい。
 あいつらとはそれっきりだ。
「今、何してるんだ?」
 答える声はもうない。
 ただ、変らない記念碑に呟いた。
 あの時、俺が言い出したあの言葉を思い出していた。
 石段を上り社の前で目を閉じた。
 あの時の姿。

 アキっちの言葉。
『せぇーの!』
 全員で声を合わせ、頭を下げる。
 今度は、あの時よりも随分と低くなった社に呟いてみる。

「ありがとうございました」