第八十七回 お題:「2」
433 名前:マチ 投稿日:05/01/23 02:25:21 ID:0dZmnkbQ
生まれた時は覚えていないが
僕は
僕の お前の
涙を
笑顔を
覚えている
マチは随分前から
いや僕が気付かなかっただけで
最初からこうだったのかもしれない
マチの人は みんな
目を開けたまま動かなかった
死んでいるのか
生きているのか
凍えるような風の吹く日も
嫌になるくらいまぶしい日も
誰も動かない
喋らない
このマチの中で
僕とお前
二人しかいないみたいだった
434 名前:マチ 投稿日:05/01/23 02:25:52 ID:0dZmnkbQ
だんだんとお前は
笑わなくなった
泣かなくなった
喋らなくなった
僕は強引にお前の手を繋いで
マチのはずれまで歩いた
風さえなくて空気は立ち尽していた
マチの外は何にもなかった
恐いくらい何にもなかった
僕はマチを出るとお前に言った
お前は何も言わなかった
振り返るともうお前はいない
遠めで見たマチは
僕がいなくなっても
何一つ変わりがないようで
お前はあのマチで
他のみんなと同じようにする事を選んだんだろう
僕は歩いた
終わりを探しに
チャンプ作品に対する批評
ななほし ◆lYiSp4aok.
2点
日本人の感性ある集団の詩になっている。狩猟、遊牧民族だったら??
など、イメージが広がった。
直観太郎 ◆4JTlbL77lY
2点
やっぱりこれかな、と。
作者がどういうつもりだろうと、「お前」の後に「マチ」が出たからには、
お前=マチと誤読する自由が読者には発生する。カタカナがさらにそうさせる。
この混乱を最後までひきずることで、無味乾燥な文章に混乱というスパイスを与える。
それはおそらく作者の意図するものではないだろうが、マチをカタカナにしたのは作者である。
内容じたいは四人囃子の名曲「お祭り」の歌詞にも負けるほど無味乾燥なのだが、
つまりはマチをカタカナにしたこと、それだけで生まれる混乱、
それこそが、あるいはそれだけが、この詩の味わいなのである。とかいってみちゃったりなんかしたり。
準チャンプ作品(2作品同時受賞)
Canopus ◆DYj1h.j3e.
443 名前:未来を視た 投稿日:05/01/26 23:47:19 ID:WJg2KC9M
未来を視た
急いできたので全部落っことしてきたところで
電気 滑車 線路 四肢 体躯
なあんにもないところで
顔だけになっちゃって
未来を視た
未来はふたつのまっすぐな脚で立って
ふたつのギョロ目で
あとはなあんにもなかったかもしれない
ああ 縄文のまっすぐの未来
未来は行っちまった
くるっときびすを返して
まっすぐすたすた行こうとして
待ってくれ 置いてかないでくれ
あわてて呼びとめると
未来の背中にもひとつ顔があって
まっすぐのギョロ目が
にかっと笑った
驚いて見開いたまんまのふたつの眼を
いつまでも
閉じたくはなかった
ゼッケン ◆DgT0G2eW4I
445 名前:じゃんぴんぐにーどろっぷ 1/3 投稿日:05/01/27 00:27:38 ID:t0G1fXP/
ぜろの器いちで満ち、にであふる、みよう見真似でごむつけた、しちゃった後でくじゅうの選択。
ちきちんちきちんちきちんちん
とかくらくちん、にどね、にまいめ、にまいじた、
出あってすぐににかいした、
基本のステップにじゅうらせん、
くるくる踊っておどけてほどける絡んでほどけぬ縁結び、神さまかたむすび。
446 名前:じゃんぴんぐにーどろっぷ 2/3 投稿日:05/01/27 00:29:13 ID:t0G1fXP/
ずっちゃずっちゃずっちゃっちゃ
熟れたバナナをにちゃにちゃ頬張り
縦巻きロールの女の子、
にいちゃんあそんでいかへんか、いっしょににちゃんしいひんか、
せんならええで、ひとりでうたう、
にほんこくけんぽう第二章
せんそうのほうき、えいきゅうにほうき、せんりょくはほじしない、くにの交戦権はみとめない、
にほんじん、けんかするならとしゅくうけん、さばくじゃんぐるまてんろう、
ほわいとはうすにてんあんもん、めいしいちまいすかさずとりだし、にほんこくけんぽう奥義、
どもどもどもどもどもどもどもども
くろまによんにものもうす、
なんばーわんよりおんりーわん、
くには金輪際せんそうせんさかい、われ、さつたばでしばいてせきゆとってこんかい単身赴任。
してみると、いまはおんりーわんゆうてられへん事情があるんやろ、ぶろっく化。
なんばーつーで泥かぶりますさかい、あらためてさかずき受けなおさせてください、ちゅうことやろなあ、
ばなな食うか、くろいとこイヤならくわんでええで、ここがうまいんやけどな。
447 名前:じゃんぴんぐにーどろっぷ 3/3 投稿日:05/01/27 00:29:52 ID:t0G1fXP/
わーおわーおわおー
ふるいつきあいだいじにしたい、でもあの頃のあなたは文句ばかりで、
ちょんまげ、やめちゃったんだね。
好きだったのね、ちょんまげが。でもわたし、あのひとに出会ってしまったの、
強引にひらかされたわ。
そして目覚めたの富国強兵、わたし、あのひとのようにつよくなってみたかった、
もうすべては言い訳ね、許してとも言えない。
きっと、あのひとが欲しかったのはわたしのこころじゃなかった、あなたの誇りでもないわ、
あのひとは自分が何者であるかを常に確かめたいだけ。
さいきん、あのひと、わたしたちを天秤にかけようとしているわ、
あなたも知ってるわね。
だからわたしもそうしようとしたけど、フ、やっぱりわたしあのひとのことが日米同盟強化。
でも、でも、わたし、あなたのことも忘れたことなかった三国志根強い人気。
あなたとわたしとあのひとの間に決着なんてありえないのね、永遠に
わたしたち出会わなければマントル対流。
るー、るーるるるー
ほどけて絡む。