第八十九回 お題:「遊」
チャンプ作品
リーフレイン  
588 名前:「ミヨーを聞きながら」 投稿日:05/02/22 20:54:28 ID:UrjS5c1W

プリズム 窓 ゆらゆら           
             風レース  
    虹色  
        眩暈。 

            雲の滑り台が空からするする降りてきて、 
            邪悪な天使が白いわっかをつけたまま 
            花束を持って滑り降りた。 

窓 開けて風、 
    
   底抜けた青        ドレミファソーッラソッラソファミレ 

            三つ編み、四つ編み、 
            白く光る女体が編みあげられた 朝食のパン 
            天使のコーヒーカップ 羽つき 

ぞうっさん、 ぞおおうさん、ずうん、ずん、ずうん。 
        足跡、足あと 丸、 まある、○。       
                うんち。 

            ガラス瓶のビー玉が散らばって、 
            干からびた蜥蜴の死体 
            白い子猫が、天使の足を引っかいた。 

とてちてとてちてとてちてたー 
     とてちてとてちてとてちてたー 
           進軍ラッパ、ラッパ、ラッパ ラッパ ラッパ銃。 

                                 
                                疾走。 

 

チャンプ作品に対する批評

ななほし ◆lYiSp4aok.
2点
 ミヨーってなんだ??? 興味掻き立てられた。 

Canopus ◆DYj1h.j3e. 
3点
ミヨーって、六人組のミヨーでしょ?うん、驚きました。 
ぼくはプーランクはよく聴きこんだけど、ミヨーは残念ながら『プロヴァンス 
組曲』くらいしか知らないんです。でもミヨーから、このことばを引き出すこ 
とができるつーのは、ぼくにはただただ驚き。面白くて何度も読み返してます。 
新古典、ということばすら当てはまらないね。 

ゼッケン ◆DgT0G2eW4I 
1点

 ◆WvShSU0mOg 
3点
「遊」というテーマに真正面から取り組めば(遊を具現化させようとすれば)、 
当然こうなるだろうなぁという形式。その直球っぷりが心地よく、又、内のコトバも 
砂糖、毒、純真、現実と、バランスも良い。目と、新皮質より辺縁系が楽しめそうな逸品でした。 

 

 

 

 

 


 

準チャンプ作品
(名無し)
579 名前:言葉遊び 投稿日:05/02/18 22:44:08 ID:9qjzQLMP

あ という唐突が 
僕目の前に 
たった一行の詩となって 
落ちてきた 

まるでこれは喜劇じゃないのか 
そういって 
僕はそれを無理に悲劇にする 

例えば 

あ という唐突の中で 
君は死んだ 

という描写に僕は 
一行の花を添えて 
暖炉にくべる 

詩人はいつも雨に打たれていなければいけない 
悲劇と喜劇という殺戮の中で 
その残虐性を償わなければいけない 

さぁ雨は一生降り続けるぞ