第九十四回 お題:「ドラマ」
268 名前:新谷さん1/2 投稿日:2005/04/21(木) 01:45:24 ID:HRYfK3CW
新谷さん
しんたにさん
おっぱいの大きな
し ん た に
新谷さん
そのくせ
わりかし ぴたぴたの Tシャツを 好み
困らせる
し ん た に 新谷さん
新谷さんの おっぱい
健全で寂れた郊外の
極めて落ち着きのある そのまた ありふれた風景に しんたに
チョコレイト工場で
朝から晩まで懸命に働く
新谷さん
仕事を終えた
18時半のしんたにさんは
いろん な な 匂い
汗香水シガレット粉塵チョコレイトエトセトラ......
新谷さんの放つ匂いは
みんな好い匂い
新谷さんの フルコース
269 名前:新谷さん2/2 投稿日:2005/04/21(木) 01:47:14 ID:HRYfK3CW
どんよりとした煙を吐き出し虚空を見上げる 新 谷 さん
疲労感に満ちた表情に鮮やかなルージュ(以外と若作りな)が映える 新 谷 さん
解けかけのパーマに酸いと甘いの反復手馴れた30手前の 新 谷 さん
黒目がちで特に美人じゃない しんたにさん
少しぽっちゃりでも全然平気
抱きたい新谷さん 白い肌を噛みたくなるような新谷さん
森羅万象 とはしんたに さん
天変地異 とはしんたに さん
豪放磊落 とはしんたに さん
五臓六腑 とはしんたに さん
傍若無人 とはしんたに さん
新谷さん大好き
し ん た
し ん た に
しんたにさん
新谷さんと遊びたい
戯曲「Sintani-San」
のシナリオだけが帯状に行進
演じる前に ひとりでに完結
し ん た に さん
しんたにさんの淫靡
しんたにさんの行為
しんたにさんの体液
しんたにさんの触感
しんたにさんの皮膚を食い破り柔い脂肪に穴を掘り青白い静脈に到達して溶けたい
し ん た に新谷さんの老廃物さえも大好き新谷さん
チャンプ作品に対する批評
おしっこ ◆Ti0PcEbhdw
1点
新谷さんへの想いにドラマ性を感じてるのかな?新谷さんまみれの表現に力量を感じたw
園川 ◆nWfXpQxHHM
3点
お題とのかかわりで言えば戯曲の帯のくだりだけだが、固有名詞で上手く遊んだ点と完成度で
MUJINA ◆iXws.WGCLY
2点
1/2から2/2への崩れかたにちょっととまどった。両方のテイストはともに好き。
四字熟語はややイージーかな。最後の2行は――この変態野郎! でも好き。
しんたに というリズム感がいつしか心地よい快感に変わっていった。これは
山田でも佐藤でも不可能だったろう。
準チャンプ作品(3作品同時受賞)
(名無し)
260 名前:名前はいらない 投稿日:2005/04/17(日) 10:39:42 ID:ZUy3IOXt
わたしがまだ
わかかったころに
出あった一人の
男について語ろう
198×年ナチスの極秘文書が
発けんされ
じつげんされなかった
アルバトロス計画の そんざいを
わたしたちは
しった
これにめをつけた帝国軍そうとう
ワイズマンは文書をうばい
計画をじつげんしようとする
連邦軍は計画をそしするため
英雄スーパー・ジョーをおくるが
しょうそくをたってしまう
ジョーをきゅう出せよとの
命をうけ一人の男が帝国へとぶ
このものがたりはここからはじまる
ドン亀 ◆YdTp8oxx7.
262 名前:日ノ御崎 投稿日:2005/04/19(火) 16:49:47 ID:xsoV7htH
岩肌の模様がね、教科書で見たリンカーンの顔に似てるだとか、マンガのキャラにこん
なのいそうだとか、架空の怪物が動きだして、さまざまな少年ジャンプっぽいのや宮崎
アニメっぽいのや作りだそうとするんだけどね、誰もいない荒磯はカラーンと音がしそ
うなほどに干からびてるし、寄せては返すを繰り返す実はそれだけの海は退屈極まりな
いし、ぼくを邪魔するものは何もないように見えて、動かない風景がぼくを手折ろうと
しているから、それでぼくはつい想像力に引っ張られて、ありもしない心の画面に映画
を映しだして、モスグリーンの画面の奥に目の玉を沈めて、動きのあるシナリオに身を
託していたら、海猫の空々しく鳴く声に、振り仰いだ空にぼくは動けない雑草だった。
(名無し)
266 名前:現象学 投稿日:2005/04/21(木) 00:56:27 ID:rLGlDaBv
私は君を見るのだけど
君は僕の前にはいない
そして僕は君が静かに僕の
知覚を撫でていったことだけを思いながら
静かに直線的な道路の上で後ろを振り返る
君と僕との 距離 と 空間 という概念が
創出されたのはもう君が去った後で
君が僕を思い描くのは
恐らくないだろうけど
僕は静かに君という記憶を愛でる
267 名前:現象学2 投稿日:2005/04/21(木) 01:01:04 ID:rLGlDaBv
君が夕刻であったのなら
この思いはいづれ幕を閉じ
終わりを告げるのだけど
それは私が
砂場で数式を解いている
限り終わりはしない
考えることをよさないか
例えば火曜日の午後に
紅茶を飲むように
桟橋の先で
雨が降る
ただそれだけのことが
確実に存在しているなんて