「うーん・・・」
明は体を起こして周りをみまわした。
良く知ってる景色だ。角のタバコ屋、そばにポスト、スーパーから駅へと続く道。
なぜこんなところで寝ていたんだろう。例えばいきなり背後から殴られたとか?そういえばそうだったような気がする。もしかして疲れて寝てたのかもしれない。そういえばそうだったかもしれない。
もっとも、疲れたといって道端で寝ることもないだろうから殴られた線が強い。
でも、財布はポケットに入っているし、中身も何か取られたようには思えない。
その日は、あまり深く考えずに家に帰った。