らぐな日記!?

第十一話 


嗚呼、受験生哀歌!私は腐ったミカンじゃないですか?





知っとるケ-!・・・知らないでしょうね。真実姫です。


田○首相が唱えた日本列島改造論から始る、高度成長とその影である学歴至上主義。
その哀れな犠牲者に、姫がなるなんて・・。
浪人したからといって、若き未亡人(With犬)が経営するアパ−トに入れると言う保証はありませんのね。
ああ、道行く人々が全て姫より偉い人に見えますわ・・・。
いっそお酒でも飲んで叫んでやろうかしら。
「響子さん、○○じゃあああ〜〜〜〜〜〜!」
・・・・壁の穴から四谷さんが出てくる幻想を見る前に、モロクに行かなければなりませんわね。

はあ・・・・。
ソグラト砂漠のオアシスで休憩をとる私。
流石の姫のDOHC L型6気筒の空元気も、ここに来てかなりエンスト気味ですわ・・・。
神はなぜこの私に試練をお与えなさるのかしら。
可愛い子には旅をさせよと申しますから、きっと天はこの姫が可愛くて仕方が無いのですわね。
その親心、姫は忘れませんわよ。
思春期を迎えた暁には、「神の後のお風呂には入りたくない。」だの「神の下着と一緒に洗濯しないでって言ったでしょ。」だの言って泣かせて差し上げますわ。



再びやってまいりましたモロクの町。
相変わらずこの町には、裏社会の風が吹いておりますわね。
私が魔法の力を蓄えた暁には、この砂漠に「サンドラット」なる一味を結成して、並み居るブレーカーどもからウォーカーギャリアをブンどって差し上げますわ。
見てなさい、イノセントども!私はこの地上に、香り高い文化の花を咲かせて見せるわ、ジロ〜ン!
・・・・。
地の果てに流され、今日もさすらって、姫の涙も枯れた様子ですわ。
旅を急ぎましょう。

怪しい奴          「オオっと、そこのお嬢さん。待ちな。」
そこのお嬢さん(真実姫)「え・・・?」

 な、何ですのこの男・・・・。
こう言う輩とは関わらないのが一番ですわね。
いつ中東に連れていかれて明日をも知れぬ戦闘機乗りにさせられるか、わかったものではないわ。



怪しい奴     「見たところ、初心者だな。何になるのか、決めたのかい?」
初心者(真実姫)「わたくし、先を急いでおりますの。募金も署名も、ノ−サンキュ、ですわ。」
怪しい奴     「やれやれ、せっかちなお嬢さんだ。どうだい、素晴らしい人生を送りたくはないか?」
せっかちでみみっちい人生のお嬢さん(真実姫)「保険ですの?それとも開運グッズ?どちらもお腹一杯ですわよ。」
怪しい奴     「違うね。俺はあんたに、素晴らしい人生の選択のチャンスを与えようって男さ。」
人生のボヘミアン(真実姫)「・・・・?」
怪しい奴     「あんた、世間のからっかぜにさらされて、心がすさんではいないかい?」
やさぐれ征夷大将軍(真実姫) 「まさか。わたくしのあふれる慈愛の泉は、尽きることなく垂れ流しですわ。」
怪しい奴     「フフ、おれにはわかる。あんた、人を憎んでいるな。」
傷負い人(真実姫) 「はい。」
怪しい奴     「そこで、どうだ。シ−フになってみないか?」
落ちこぼれンジャ−(真実姫) 「・・・なんですって?」
怪しい奴     「どうだい。どうせ、魔法使いかなんかになろうとして、ぞんざいにされたんじゃないのかい?」
Oh!mz!(真実姫) 「ふ、ふん!哀れみは受けませんわよ。姫は孤高にして至高!世間の荒波など、ウエルカム・ビッグウェンズデ−ですわ!」
怪しい奴     「俺達シ−フは、決して仲間を裏切らない。俺にはわかる、お前は間違いなくシ−フ向きだ!」
羅生門(真実姫) 「うるさいわね!盗みは卒業したの・・・ゴフン!ゴフフン!と、とにかく失礼致しますわ!」
怪しい奴     「気が向いたらいつでも来るがいい。つまらない選択をする前にな。」

や、やれやれ、驚きましたわ。
シーフに向いていると言われたのはちょっと複雑ですけれど、誘われたのはちょっと嬉しいかも・・・。
い、いけないいけない。
こんな事では、姫のロンリーチャップリン、いえ、砂漠に咲く一輪の花っぷりがすたれてしまいます。
虫も来ないと言うのに無駄にけなげに花を咲かせるそのこっけいな姿がやがて伝説となるのですわ!
ソー・ヤング・マイライフ!

「あいのふね」

作詞 腸捻転姫之命
作曲 貴方の脳内麻薬

冷たい 冬の雨が ビルのまにまに 舞い降りて
見下ろせば灰色の町に かさの花が咲き うぞうむぞうが 家路を急ぐ
わたくしは ひとりきり 曇ったガラスに えかきうた(場末のキャバ嬢)
冷めたコ−ヒ− 睨む店員 あなたはこない 約束のこの場所に
携帯を開いては ため息ついて また閉じる
ここは圏外 ときどき立つ一本のアンテナが やりきれないわ
何度かけても あなたはつかまらない 無職のくせに なぜ?(バイトもしていないのに)
ああ いっそこの雨が 何もかも流してくれたなら
人も町も 思い出さえも (ずっと)降り止まない雨が押し流してくれたなら 
そして私は ただ一人 箱舟に乗って旅に出る
諸人こぞりて 私の船を目指すけど あなた以外は乗せてはあげない 槍で突く
やがて何もない 誰も居ない 水平線に囲まれて そっと携帯を開いたら そこにはそっと 貴方からのメ−ル
「遅れてゴメン。でも君の槍に突かれて死ぬなら本望だ。のどを突かれて声が出ないからメ−ルで送るよ。愛してる」
やっちゃった。(サルティンバンコ)
血まみれの槍とバッテリ切れ寸前の携帯を 海に流すわ(そっと)
船の底には無洗米 今日はパエリア 明日はリゾット 明後日は・・・。
ライラ ライラ ライラ ライラ ライ
ライラ ライラ ライラ ライラ ライ・・・・


腐れJポップの歌詞のように、空元気フォ−エヴァ−で突き進みます。
ああ何時の日か姫の大魔法で、しゃべり場の論客どもを根こそぎ焼き尽くしてやるわ!
でも、堂堂巡りと言う意味では、朝まで生テレビも大差がない気がするのはわたくしだけかしら。


アルバイト 「あ、あら・・。」
真実姫   「ごきげんよう、勤労少女。お元気でした?」
アルバイト 「あ、あの、どうなさったんですか?」
真実姫   「姫は砂漠をお散歩するのが大好きなんですの。お察しください。」
アルバイト 「は、はいごめんなさい・・。」
真実姫   「水を。」
アルバイト 「はい、どうぞ。」
真実姫   「ありがとう。貴女の夢は?」
アルバイト 「私、お金を貯めて学校に行って、学者になりたいと思ってるんです。」
真実姫   「ああ、若者の真っ直ぐな夢は今の姫の心に刺さりますわ・・。」
アルバイト 「・・??」
真実姫   「いいんですのよ。頑張ってね。」
屈託のない笑顔が胸に痛いなんて、姫のやさぐれっぷりも末期症状ですわね。 これはとっとと魔法使いにでもなんでもならないと、ダメ人間のポ−ラ−・エキスプレスに乗ってダメ極星に着いてしまいます。


さてさて、急いで帰らないと。
ここモロクからゲフェンは、とても遥かな道のりですわ。
お金さえあればワ−プ航法で一気に行けると言うのに、この貧乏艦隊にはそんな余裕はありません。
かの名艦長、ジャンリュック・ピカードの様に椅子に深く腰掛けて、静かに「発進。」などと言ってみたいものですわね。
・・・。
ささ、夢を見ていても始まりません。
アイスセカンドの出力全開、一路ゲフェンを目指すのです。
あの腐れ教官の頭に、カリフォルニウム核爆弾をお見舞いして差し上げますわ!
ネガティブ季節風を切り裂いて、姫は明るい未来を目指すのです!
その邪魔をするものは、呪いのお百度参りをくれて差し上げます。
かの大泉 洋さんの座右の銘も「いつだって半身浴」だと聞いております。
姫もこの旅のやられっぷりを、存分に皆様に見せ付けて差し上げますわ。
どうも、モロクの皆様!
ROどうでしょうで御座います!
今回も、わからない人にはサッパリわからないネタ満載でお送りしておりますわ!
さ、ミスターからサイコロを奪って、モロク脱出ですわよ!

青年 「ぐ・・!許してくれ、悪いのは世の中なんだ・・・!」
真実姫 「ひぃ!世を呪うこの呟きはいったい!?」
青年 「何だお前は!」
真実姫 「ゆ、許してください、姫は明るく生きると決めましたの;;」
青年 「クソ!どいつもこいつも、正義面しやがって!」
真実姫 「よ、よしなさい!その手のひがみは、後になってこじれますわよ;;」
青年 「ローグギルドにでも行くか・・・。」
真実姫 「許しを乞うてその上人を憎むとは、やさぐれのお手本みたいな人ですわね。」
青年 「俺は、好きなように生きるんだ!」
真実姫 「そ、それは自分自身は社会に迎合しながら歌だけで聞く人を惑わす売れっ子ロッケンロ−ラ−の台詞ですわ!だまされてはいけません!><」
青年 「うるせえ!俺は、俺らしく、生きたいように生きるんだ!」
ダッシュで去っていく青年!
真実姫 「ああ!君の未来に幸あれ〜;;」



かれはきっと、人生の岐路で変なサイコロの目を出してしまったのですわね;;
ああ、キング・オブ深夜バスでも良いから、乗ってゲフェンへ行きたいものですわ。
ともかくも、姫はとぼとぼと徒歩でゲフェンを目指す、ROウォーカーと化すのでした。
   

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