らぐな日記!?
第五話
密着受験生24時!名前が書けたから、一点あげますの巻 第二巻
オ−クごときに杖を盗まれた、間抜けな王様を知っています。真実姫です。
確か東南へ進むと王都があると聞きましたのに。
ゲッフェンを出て暫く経ちますわ。そろそろ、何か見えて来ても良さそうな物を・・。
ぐうう・・
あ、あうう・・。お腹が空きましたわ・・・。
お弁当屋で買った「ウィズもびっくり!FW貫通ラグっこ赤芋弁当」も、とっくに食べてしまいましたし。
育ち盛りのお腹には、この空腹はこたえますわね・・。
てくてく。
おや!?あれに見えるはうさぎちゃんではありませんの!
確かウサギは、森の旅人の腹を満たすために次々と焚き火に飛び込む性質があると聞き及んでおりますわ!
カモ―ン、XXうさぎちゃん!

さて、人心地付きましたわ。
ありがとう、森の恵み。またよろしく。
はてさて、王都プロンテラとやらは・・・。
おお!?木々の向こうに見えるあの巨大な建造物は!?
あれが噂の王城ですわね!
天国のお父様お母様、真実姫は遂に都へと上り詰めましてよ!
プロンテラについたよ-!(ついた-!) byたま

ひ、広い!ゲッフェンの塔にも驚きましたが、ここは比べ物になりませんわ!
大聖堂などは、うちのインチキ寺となど消し飛んでしまう迫力ですわね。
これがいつか、わたくしのものに・・・。
うわは!
うわは!
うわ-っはっはっはっはっは-!
・・・・。
辺りの視線を受けて、少し正気に戻るわたくしでありました。
それにつけても、この人の多さよ!
さすがに王都の賑わいです。
足の踏み場もないほどですわ。
何度か間違えて他人の話に割って入ってみたり、露店に突っ込んでみたりしながら、何と か大通りを横断しましたの。
街を歩くのが森を歩くより疲れるとは・・(汗
今日はもうへとへとです。折角ですし、王都で宿をとりませう。
さて、美人女将のお宿は・・・。

あ、ありましたわ!
王都の宿にしては小ぢんまりとしていますのね。
まあ、こだわりのお宿とはこんな物ですわ。
旅の疲れを癒すのは何より宿の心意気ですものね。
さて、君にチェックイン!
真実姫 「こんばんは。お部屋はありまして?」
従業員 「はい。二階に四部屋ほどご用意しております。」
真実姫 「一晩お世話になります。御幾ら?」
従業員 「宿屋システム未実装のため、無料で結構ですよ。」
真実姫 「・・・どう言うことですの・・?。」
従業員 「お部屋にはご自由にどうぞ。身も心も回復しませんが。」
真実姫 「おい。」
従業員 「良い子の皆様は、今後のアップデ−トをお楽しみに!」
真実姫 「コラ。」
従業員 「私はただの従業員ですから。」
真実姫 「わたくし、ものすご-くお疲れなのですけれど?」
従業員 「私に言われましても。」
真実姫 「はあ・・。今後のパッチで温泉と食事と湯煙り殺人を希望しますわ・・。」
従業員 「御二階で、勝手に疲れを癒して下さいNe!」
真実姫 「料理パッチ キボンヌ・・・。」
従業員 「私に言われましても。」
真実姫 「役立たず・・。(__ __)=3」
従業員 「オマエモナ−。(- -)/」
やれやれ。
まだまだ未熟な世界ですもの、仕方ありませんわね。
こうなっては一刻も早く御家を復興して、叡智ある指導者が人々を導くべきです!
・・・・。
ここに居るのも何だか空しくなってきましたわ。
い、いえ、旅は心持ですわっ!さっき拾ったお芋を蒸かして食べれば、ほ-ら!元気一杯!
従業員 「火、使わないで下さいね-。」
民集う 冬の王都に 吹く風は
芋も心も からから回り。
(不知詠人。)
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