らぐな日記!?

第八話 


無職少女の転職日記 弓手村からこんにちわ!





弓エモン「ど〜こまででもドア〜!」 ノビ太「すごいや!このドア、ずっとフェイヨンまで続いているんだね!」 
・・・何それ。w真実姫です。


そんな便利な道具など(?)あるはずも無いと思っておりましたが、なんと魔法の素晴らしき事よ!
目の前のアコライト様の唱えた呪文により、わたくしの足元にまばゆいばかりの光が射しましたわ。
親切なアコ様 「行って来い。頑張れよ。」
真実姫 「まかせんしゃい!おいどんはでっかい噴火山たい!」
光の中に溶けていく私の体。
これが宇宙戦艦「るくしおん」を太陽系外洋へと送り出したワ−プ航法!
こうして私は瞬時にして空間を越え、(ついでに獣と人も越えて神にでもなれないかしら?ば-いダンク-ガ。)瞬時にしてフェイヨンに・・・。
フェイヨンに・・・。
あれ、・・・フェイヨン、に?

「サ−バ−との接続がキャンセルされました。」



こ、此れはどうした事ですの!まさか亜空間での敵襲!?ばかな、ニュ−トン力学の通用しない空間だぞ!

(再ログイン 失敗続き;;)

で、出口がみえませんわあ〜!第三艦橋大破!集電管室応答無し!レ−ダ−は真っ白で、何も見えません〜!
それとも、かのB級映画の様に移動中にチョンチョンと溶け合って、「ドン・フライ」になってしまうのかしら・・・(涙
うう、こんな事になるなんて!ロ−エングラム候、ヴァルハラで会おうぞーー!

(・・・30分後、ログイン成功)

はっ!
真っ白な光の闇を抜けた私の前に、巨大な門構えが見えましたわ。
つ、着いたのかしら。
早鐘どころかユ−ロビ−トを奏でる心臓を押さえて、緑の森の中にそびえるその巨大な門を見上げる私。
「・・・・これは・・。」

この国に着いてからと言うもの、判っていたとは言え異国の文化にプロトカルチャ−&デカルチャ−な私でしたが、ここは何やら故郷のかの地を思わせる雰囲気ですわ。

何も良い事が無かったあの街でしたが、(ば〜いアリス。)やはり心くすぐられるのは慣れなのかしら・・・。


その門をくぐると、中にはますますもってアジアンチックな雰囲気ですわ。
遠くから聞こえる音色も何だか良い感じ。
あ、そうそう。念の為に、カプラサ−ビスを利用する事に致しましょう。

・・・何やらここの店員は威圧的な女ですわね・・。
ま、とにかくチェックインしておきましょう。
これでまたゲフェンに戻ろう物なら今度こそ格好が付きませんわ。


真実姫 「ごきげんよう。チェックイン宜しくて?」
カプラ  「・・・・・どうぞ。こちらにサインを。」
真実姫 「此処は良い所ですわね。落ち着きがありますわ。」
さらさら。
カプラ  「・・・・・」
真実姫 「♪う〜さ〜ぎ〜、お〜いし、か〜の〜♪」
カプラ  「・・・・・・・・・・・・それボ−パルバニ−(ボソ」
真実姫 「!?」 バサ・・・
カプラ  「・・・書類をお預かり致します。他に御用は。」
真実姫 「いへ・・。」
カプラ  「お気をつけて?」
真実姫 「は、はい・・。(何故疑問形?)」

は、早く行った方が良さそうですわね。とりあえず街の奥に進んでいきましょう。
小さな門を潜ると、のどかな森が広がっていましてよ。
この森の何所かに、魔法使いの素があるのですね。
命短し恋せよ乙女。のんびりと立ち止まっている時間は有りません事よ。


とりあえず人の流れに乗って歩いてみますわ。
街中にはそんなに多くの人が居なかったのですが、この街外れの森には存外人が多いんですのね。
何かあるのかしらん?
少し歩くと、急に開けた場所がありましたわ。すると其処には、大勢の冒険者やら露店やらがひしめいていましてよ。
見ると、壁の大岩に穴があいていてそこから洞窟が始まっている様子。
ははあん、皆此処を目当てに集まって来ているのですわね。
金でも取れるのかしら?
私も入ってみようかな・・・。
い、否!
確か毎回こんな調子で痛い目に会ってきたのですわ。
ここは大人しく試練アイテムを持ち帰る事と致しましょう。

さて、試験管は何所にいらっしゃるのかしら。
居た居た、居ましたわ!
こんな木陰に隠れていたとは、全くゲフェンの魔導師どもはひねてますわね。
ま、いいですわ。
それでは早速。

真実姫 「ガッチャ!試験用アイテムを頂きに参りましたわ。」
バイト 「は〜い。試験管を渡してください。」
真実姫 「・・・しかし、あからさまにアルバイトだと宣言されるのも何だか嫌なものですわね。」
バイト 「はい、どうぞ。フェイヨンのおいしい水です。」
真実姫 「ほほう。この池に弓手様達を漬け込んで、エキスを取っているんですわね。」
バイト 「なんて事を。この池の水は聖職者様達が聖水を作るのにも使っているんですよ。」
真実姫 「ああ、あのアクアベネディクタとか言う代物でしょう?見た事がありますわ。」
バイト 「そうです。」
真実姫 「あれって、どう見てもセリフを言った後に普通に水を汲んでいるようにしか・・。」
バイト 「しっ!い、言っちゃいけません!」
真実姫 「そう言えば私、あの声を旅館のトイレの中で聞いたことがありましてよ。」
バイト 「わ-!わ-!一部の方々には聖水かもしれませんがっ!」 ばたばた
真実姫 「手洗い水で作るなんて、全く恐ろしい話ですわ。」
バイト 「手洗い水・・。あ、そ、そうですよね。てへw」
真実姫 「・・・何だと思ってらっしゃったのかしら。ま、いいわ。割れないように布で包んで、っと。」
バイト 「あ、ご出立ですね。」
真実姫 「よいしょっと。さあって、砂漠の国へ出発ですわ!」
バイト 「ソグラト砂漠は暑いですから、どうぞお気をつけて。」
真実姫 「ご心配なく。私のハ−トは砂漠よりも熱くて、砂嵐よりも激しいですわ!」
バイト 「そして熱砂よりも乾いているのですね。」
真実姫 「・・・・・何時か貴方と戦う日が来るわ。」



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