第10話
戻る
「くそっ、真のやつ。結局一日中起きなかったじゃねーかよ。」
鏡平は恐い顔をしながら明海と一緒に帰っていた。
「まっ、いいじゃん。あんたなんか1ヶ月寝てた時もあったんだし。」
「・・・・そういやそうだな。」
「それに、あんたは真の体を”借りて”生活しているんだし。」
明海さん、かなり重大発言です。
「おいっ、その話はやめろ!!二度とその話をするな!!」
鏡平さん、マジギレしてしまいました。この顔を見たら、例え裏社会の人でもびびって2秒で逃げるでしょう。それくらい恐いです。
 
「明海さんのあの発言は一体どういうことですの?」
真(鏡平)&明海の帰りを追跡していた沖 久美子は明海の発言に頭に?マークを浮かべながら追跡をしていた。
「それに、”鏡平”って誰?あの人の名前は”真”のはずじゃなくって?」
久美子は思考回路がオーバーパンクしかけであった。
 
「明海、今回は許すが次は・・・・うっ、うううううううう・・・・。」
「鏡平、どうしたの?まさか、”真”?」
プシュ〜〜〜←真の体から出た蒸気の音
「・・・ふぁ〜っ、よく寝た。よっ、明海♪」
「はぁ、おはようさん。真、あんた寝過ぎ。」
真が情けなく出現したところに明海の突っ込み!!二人とも息はピッタリ!!羨ましい・・・(T T)
「「おい、作者!!殴るぞ(わよ)」」
ほんと、息が合っています・・・(-_-;)。
「ところで明海・・・。」真が話を180度転換する。
「”もうひとりのおれ”になにか言わなかったか?あいつマジギレだっだぞ。」
「ごめん、真。つい”あのこと”を鏡平に・・・。」
「へ〜、あいつの名前、鏡平になったのか・・・・っておい!!”あのこと”はあれほど言うなって言っただろ!!なんで言うんだ!!」
真もマジギレです。しかも、さっきの鏡平よりも恐く、例え裏社会の人達が顔を見ただけで意識が無くなる位、今の真は興奮状態です。下手に止めにいったら明海でさえ、ただの”肉塊”にしてしまうでしょう。
「まっ、真・・・。私そんなつもりで言ったんじゃ・・・」
「じゃ、どんなつもりで言ったんだ・・・。」
真の目から肉眼でも確認できそうなぐらい殺気がにじみでています。
そして、いまにも明海に手をかけようとした瞬間・・・
「あれ〜、真兄ちゃんに明海姉ちゃんだ〜♪・・・って兄ちゃん!!」
「なんだ、琴美。邪魔をするな。」
「明海姉ちゃんを襲うなんて・・・・最低!!もう帰ってくるなーー!!」
ヒュッ・・・
スパパパパパパパパパパパパパパパーン!!
「うぎゃあああああああ!!。」
真は琴美の「緋本流奥義 疾風百烈蹴り(通称 琴美ラッシュ)」をくらい、
意識が一瞬でブラックアウトした。
「なっ、ナイスツッコミ・・・。ぐふっ!!」
「琴美ちゃん、いまさっきのツッコミなの!?」
「はい、そうですよ。・・・どうかしました?」
「いっ、いえ、別に・・・(私より恐い!!)」
なんだかんだあってもやっぱり平和である・・・。
次へ