第11話         噂パニックin南条         top  
私立南条高校
緋本らの新入生が入学してから早16日、
15日目に新聞部部長により追跡調査されていた緋本らは、
その翌朝、南条新聞にそのすじょうの事が、かなり嘘混じりで報道されていた。

南条新聞 4月25日
 
 
 
 緋本真は何者?
 新入生らが入学してきて早15日、前から変だと噂高いこの新入生らの中でもとびきりの変
わり者1年2組の緋本真について新聞部部長の沖久美子が調査して参りました。
 緋本真(15)は南条小学から南条中学、ついで南条高校に入学している、南条っ子なので
ある。その幼なじみである葵明海は、同じ経歴を踏むわけでありまして、その二人の関係を調
べていた私でありましたが、そのとき、緋本についてのとんでもないことを知ってしまいました。
 彼は二重人格のようなのです。それだけではありません。葵明海は二重人格の緋本真の事
を境平と呼び、緋本の体を借りているとまで聞こえたようにも思えます。
 ここで出てくるのが、そう。数日前の緋本は宇宙人だではないかと言う噂です。あのときの
噂では、襟巻き宇宙人とのことでしたが、私の予想では、人の体を乗っ取る寄生宇宙人あたり
が来るのでは?と思えるのですが、その真相はまた後ほどの調査をしましてから発表させてい
ただきます。
 さて、緋本真につきまして、もう一つ興味深いことがありました。彼には妹がいるらしく、何やら
葵明海との会話中、突然きれた緋本を一撃で仕留めてしまいました。わたしは彼女も人間だとは
思えません。あの早さと剛腕から考えて、何かの組織が作った生物兵器である可能性が非常
に高いと思われます。
 この兄弟はいったい何者なのか?すでに南条高校に被害(校舎破壊)が出てきています。
平和な南条高校を脅かす悪魔のような存在にならないことを私たちは願うほかありません。
なお、幼なじみである葵明海にも十分に警戒を払って下さい。

学校についたらみんなの目が冷たいので緋本はなんだか引いてしまった。
「な、何だこの視線は・・・・?」
みんなの視線を気にしつつも気にしないふりをしながら教室に入った。
「おはよーーーーさーーーーん!!」
「「「ひそひそひそひそ。」」」
教室に入っても白い目で見られたので
緋本はちょっと壊れて廊下に出ていってしまった。
「てやんでーーーーーい。何がぬかみそだーーーー!!」(←意味不明)
 
緋本は一人悲しく歩いていた。
(どうしたことだ、俺が嫌われ者になるなんて、5日ぶりのことだ。)
トボトボと廊下を歩いていると南条新聞がふと目に入った。
「南条新聞?こんな物があったのか。エー何々、緋本君の存在ーーーー!!」
そこに葵もやってきた。
「あ、真。何だか私嫌われてるみたいなのよ。」
「それもそのはずこの新聞!!」
「これがどうかしたの??・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。葵明海に・・・戒をーーーー!!」
やはり声の出し方のノリは同じであった
「「沖久美子ってのは
  どこのどいつじゃーーーーーーーー!!」」
完全に怒ってしまった二人を止める手だてはない。
新聞部まで猛ダッシュ、アンドダブルキックで戸をぶち破った。
「「おらーーーーーー!!・・・・・・・!!」」
しかし、朝から誰か居るわけはなかった。
 

 
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