第3話
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 主人公 緋本真は入学初日から3日間の停学をうけ、さらに4日目にして
二重人格である真の裏っかわのほう 通称、B真(ブラック真)の人格で登校してしまったため、
真のイメージは、昔からの友達以外からの目では最悪であった。
 
登校した緋本は朝から嫌な気配を感じていた。
(なにやら俺って嫌われてる気配・・・・?)
それもそうである。
何てったってパンチ一発で60キロはある人間を20メートルふっとばし、コンクリートの校舎にめり込ませてしまったんだもの。
 
真は何とか名誉挽回の方法が無いものかと考えていた。
一人で考えてもまとまらないので明海に相談することにした。
「なあ、俺なんか嫌われてるみたいなんだ。何とか人気者になる方法はないもんかなー。」
「あれ?まさか真が悩んでるの?おっもしろーい。いいよ。それ。ずっと続けてなよ。」
「おいおい、俺はいつになくとも 常に真面目っぽいだろう。
 ということは明海もそれなりにそれなりで言ってもらわないと・・・ダーメーナーノー!」
 
真は壊れかけているようだ。
 
「またそんな無茶なこと言って・・・・。」
「そうだ、いい方法を思いついた。
 明海がそれとなく俺の好い噂を流すんだよ!!そうすれば噂に尾ひれが付いて俺は一気に人気者!!」
「・・・・なんだかいやらしい作戦ね。」
「まあいいじゃないか。じゃあよろしく頼むぜ。」
 
(全く、なんて勝手な奴なのかしら?
 そういえばここ3日間ほど真をぶっ飛ばしてないわ・・・・。
 こんな生活続けてたらストレスたまって早死にしちゃうじゃない!!プンプン!!)
 
明海の考えも少し普通とずれているようだ。
しかし、噂がどんな風に広がるか楽しみだったので、一応流してやることにした。
 
明海からAこへ
「緋本真っているじゃない?知ってる?
 あいつ実は、ひどい天然ボケでサー、面白い奴なのよ
 この前の不良っぽいのあったでしょう?あれも実は何かギャグねらってたらしいんだ。悪い奴じゃないと思うよ?」
とまあ最初はこんなもんである嘘10%ほんと90%
 
A子からB美へ
「緋本真っているじゃない?知ってる?
 そうそう、あの不良っぽかった奴!!
 あれなんかギャグだったらしいわよ。
 天然系でおもしろさを狙う期待の新人なんだってー。」
 
B美からCよへ
「緋本真っているじゃない?知ってる?
 そうそう、あのゴリラーマンて噂の筋肉マンのね。
 あいつなんだか天然の不良系ギャグを考えてるみたいでね。何か怖そうっていうのはギャグで作ってたみたいなのよ。」
「そういえば吹っ飛ばされた唐川って奴?私ちょっとだけ聞いた事あるんだけど古武術の後継者らしいわよ。」
「うそ!!そんな奴カルクのしちゃうなんてあいつ何者なわけ?」
「人間じゃあり得ないわよね。」
「・・・・・・・」
 
この学校の噂の広がりはおかしいようである。
聞いた噂に嘘を60%加えていくものだから
それはそれはすごい噂になってきた。
 
V子からW子へ
「緋本真っているじゃない?知ってる?
 あいつ実は天然ボケかます宇宙人らしいよ。
 でも実は家で襟巻きトカゲを飼ってるらしいわ。」
 
 
ほんで明海が噂を流してから3日目
Z子こら緋本へ
「あ、緋本君?
 君って襟巻きトカゲの宇宙人だったの??」
「What????」
 
こうして緋本は襟巻き宇宙人となり
怖い奴のイメージから、変な奴のイメージに変わっていったという。
 
 
しかし緋本は・・・・
「よしよし作戦大成功!!さすが明海だ。」
という具合なのでとりあえずめでたしですかな?(・・・・そうか?)
 
 
 
 
 
 
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