第7話
緋本真、葵明海、幼なじみであるこの二人、
一見仲がよさそうとも思えるかもしれないこの二人だが、毎日殴りあっている。
とても恋人同士とは思えないのだ。
そんな二人の本当のところを知りたいという意見が別になかったのだけど、
私が知りたいので名乗り出た私(わたくし)、
「ある時は南条高校バレー部部長、
 またあるときは南条高校噂部部長、
 またまたあるときは南条高校黒魔術部副部長、
 そしてその実体は南条高校新聞部部長、!!(全部実体やないかーーー!)
 沖 久美子!!が調査に名乗り出ましたのですわ!」
とかなり高飛車だが、ギャルで人気のある沖 久美子さんが調査をすることになりました。
 
「それでも私が歩いていると、私に思いを寄せる愚か者どもが現れてしまいます。どうしたらいいものでしょうか・・・・・?」
高飛車すぎる考えをしていた沖であったが、そんなところに一人の男が現れた。
 
「そんな時は私にお任せ下さい!!」
「!!あなたは’沖久美子にふられた軍団団員ナンバー12三部英彦さん’じゃあありませんこと?」
「ハイ、私に良い案がございます。」
「言ってみて下さい。」
「これにございます。」(手際よすぎ・・・。)
三部は緋本の言うところの’あれ’を出した。
「な、なんなんです このたまらなく臭くて いかにも まずそうな物は?」
「こんないい匂いの物を臭いというとは・・・沖さんの鼻は変なんじゃないですか?
 まあいいです。これを辺りに撒いておけば、みんなこれに飛びついて夢中で食べてしまうと思いますですよ!!」
「・・・・(あ、アホだわこの方。)・・・・・。」
(・・・まあ毒薬としてなら使えるかもしれませんわね。)←何に使うつもりや!!!
「じゃあ少し分けてもらおうかしら?」
「はっ!おおせのままに!」
 
三部が何故こんな事をしているのかというと、
軟派な彼は、女性に対しては何かとこびを売る性格だったからだ。
ほんで’あれ’を少し分けてもらった沖であったが、
こんな事をしている間に緋本が帰ってしまったら元もこもないということにやっと気づき、
下駄箱近くの階段で待ち伏せすることにした。
「ふふふ。緋本さん、葵さん、明日にはあなた達の関係が学校中の噂よ!!オホホホホホ!!」
 
 
(忘れられしあの日・・・沖 久美子 登場の巻)
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