その日、珍しく真が早起きをした。
「う〜〜ん、今日はすがすがしい朝を迎えれたぞ〜〜♪」
「お兄ちゃん、そろそろおき・・・うわっ、もう起きてる!!今日は地震かも・・・。」
「琴美、今オレに対してすっげ〜〜〜〜失礼な事を言わなかったか?」
まぁ、普通の人ならむっちゃ失礼な事だろう、間違い無く・・・。
だが、真はいつも琴美に起してもらっているのだ・・・。兄として情けないと思わないのか・・・?
「だって、いっつも私が起こしに来るまで寝てるじゃない。」
「ああ、そういやそうだな・・・。まぁいいじゃないか。今日は起こさなくていいんだから・・・。」
「まぁ、いいか。それより早く朝ご飯食べて学校行ってね。」
「ああ、わかった。」
「じゃ、早くしてね。」・・・バタン←扉の閉まる音
「ふぅ・・・。やれやれ、真の役をするのも辛いな・・・。」
なんと、真はB真になっていたのだ。
「さて、飯を食ってとっとと学校に行くか。」
今日の天気は快晴のはずなのに、黒い雲が西の空から流れてきた。
まるで、この後の行方を暗示しているように・・・。
「ねぇ、今思ったんだけど・・・」「何を?」
明海がおそるおそるB真に話しかける。
「”B真”って言いにくいじゃない?そこであんた(B真)の名前を考えたんだけど・・・」
「どういう名前なんだ?聞かせてくれ。」
「あのね、”鏡平(きょうへい)”って名前なんだけど・・・。」
「”鏡平”か・・・。別にいいぜ。呼びたきゃそう呼べ。」
「うん、そうする。そろそろ”真”に戻ってよ。」
「ああ・・・。うっ・・・くはっ・・・うううう・・・」
「うおおおおおおおおおおお!!」「・・・大丈夫、真?」
「・・・明海”さん”か・・・。」「・・・もしかしてBまこ・・・じゃなくて鏡平?真に戻れなかったの?」
「どうやら真のヤツ、寝ているみたいだな。今日は1日オレが真としてやっていくよ。」
(なんか今日はむっちゃ嫌な1日になりそうだわ・・・)
明海は心の中でそうつぶやいた・・・。
B真の名前を”鏡平”に変えました。名前の由来は
2重人格→同じ人→双子→鏡を見ているのと同じ→鏡
から由来しています。