-
-
行き先の違う列車に乗ってしまったのと
同じ後悔だった
急いで間違いを正せるように
自分の心と頭に呼びかける
-
-
-怒りは、このやろう!ふざけるな!と
唾を吐きすて梯子を登り
暗雲を巻き起こした
夜の闇をかき乱しても
おさまることの知らない憤慨は
心地よい眠りと
手をつなごうとはしない
-雷電雷鳴で闇も鼓膜も切り裂いてしてしまえ-
-土砂降りでも降らせて全てを洗い流してしまえ-
-
*
-
月のように変幻な恋の
夢のようにはかない恋の
仕打ち
私は悪い事をしているのですか?
- 恋のえじきになった心は動けない-
-恋の秘薬が残り香となって漂う-
-天使が時の砂で私のまぶたをあらってくれる
-
-
*
-
またたく星の色彩が
ここまで届かない
高い高い空の
かすかな波長は
まつげの長さ
そのうちに消えそうで
私も一緒に
消えてしまいたい
- そんな星は暗黒に葬ろう-
- 永遠の存在を誰かが応援してる-
-
*
-
赤色がかって薄汚れた暗闇に
細くしゃくれた月が
雲の間に間に消えてしまった
つまはじかれた流れ星が
山を転がり落ちていった
その様子は
涙のようで涎のようで
誰にも気付かれない
魂のすがた
- 消える瞬間の月、落ちる瞬間の星 -
-暗闇に呑込まれたとしても-
-
*
-
歩まなければ
夜が明けてしまう
進んでも進んでも
月はどこにもみつからない
存在するのか?
それとも
私は目を開けていないのか?
- 一体、目的は何? -
-首を伸ばして、手の平を差し出して-
-
-
-