二〇〇四年某日。我々(怜人、渡辺氏、C@氏)はそこに向かった。




そう。N公園……通称S源地。札幌最大の心霊スポットであるその場所に、足を踏み入れてしまったのである。

















恐ろしく寒い夜。












自転車に乗っているとはいえ1キロ近い道のりはかなり酷だ。












っていうか。



















一人歩いてるし。










途中で、一つ気付いたことがあった。





























怜人「あ、懐中電灯忘れた」



















これから何が棲んでいるかわからぬ魔の地に行くというのに、裸一貫とは心細すぎる。









寧ろトカレフとかベレッタが必要そうだ。(どこ行くんだ?


































ようやく公園にたどり着いたそのとき。












我々は駐車場に奇妙なものを見つけた。















ワゴンである。















「おい、車あるよ。誰かいるんじゃないの?」

「散歩かなんかかな」

「おい……。エンジン掛かってるよ……」














ブルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル。














本当だ。よく聞くとエンジン音……。















この時間に、こんな場所で一体何をしているのか?













はッ!

















まさか……。

















マサカ……。

















まかさ……。
















カーセッ(ry















くだらん思考回路は置いといて、誰かいて補導されちゃたまらないので急いで別の入り口へ。














公園内はしんと静まり返っていた。













まだ所々に雪が残っている暗い公園。













外からの街灯はほとんど遮断されるために湖の方面は全く光がない。




















不気味だ。













とにかく前進あるのみ。我々は湖へ向かっていく。(別に沈んでいったわけじゃない



























小さな階段を下りた、そのとき。














異様な空気が我々を包んだ。













C@「いや、マジやばいんじゃないの?」


渡辺「向こう側はまずいだろ」















怜人「よし、じゃあとりあえず行ってみようか」















ほぼ怜人の独断により進む調査。狂ったように写真を撮っている。















貯水塔が近づいていく……。














こ、怖ェーーーー。(汗














まぁ、ともかく結構奥までたどり着いた一行。

















ふと湖を見ると、豪く暗い。




















そして、前方には川。













人ひとりがかろうじで通れそうな橋が掛かっている。
























渡辺「いや、マジ川はまずい。引き返そう」













なぜか異様に川を恐れる渡辺氏。泳げないのか?












C@「賛成」













怜人(え、もうちょっと進んでみない?)














さすがにちょっとまずそうだったので引き返す。













怜人「これからどうする? もうちょっと別の場所探索するか?」












C@「どっちでもいい」














ここに着てわかったことだが……。










C@は別に心霊レポに着たくは無かったそうだ。













とにかく、気を取り直してどうするか考える。













渡辺「さっきのワゴンは?」











怜人「調べてみるか」













というわけで、できるだけ静かに、気付かれないように駐車場に近づく。

























ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、 ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ

















































足音うるせェ!!!!!!!













雪を踏むたびにザクッ、ザクッ、と上等なせんべいでも食うかのような音を立てやがる。












何者かが侵入者を察知するための罠を仕掛けているかのようだ。















なんかよくわからないが、車はない、らしい。(C@が見に行った












引き返す一行。













再び相談。

怜人「どうする? もう一回湖行く?」


C@「それはいやだ」


渡辺「うん」














なんか渡辺氏さっきから意見が薄い気が……。まぁいいや。














結局「キャンプ場」があるらしい道(めちゃくちゃ暗い)を行けそうなところまで行ってみる事に。


















進んでからおよそ10メートル。












































怜人&C@&渡辺「よし、引き返そう」
















満場一致で帰宅決定。














このヘタレどもがァ!!! とかいわないでね。本気で怖かったんだから。















最後はトイレを写真で撮り、帰宅。















〜おまけ〜


例のワゴン車を後から探してみたが、無くなっていた。












夜中に人気の無い公園の駐車場にあった車……。














彼氏果てちゃったのかな……。














もしかしたら、それが一番怖い「ナニカ」だったのかもしれない。














薄っぺら心霊レポート第一夜
〜完〜




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