10th wards....

明るく賑わう街の中

両手を擦り合せ息をかける

肩に積もった雪が重くて動けない


現実を巧く操れない私は

真実を知る事をいつも怖れていた

あなたが帰らない部屋

あなたが出ない電話…


部屋に散らばるその痕跡

潰されたタバコの吸殻が

踏み躙られた心と重なる

もう二度と必要とされない物…


最後のとどめさえ刺して貰えなかった私は

まだ形を成さない物を期待している


そう あなたが肩を抱き全てを振り払ってくれる

その時をただここで待ち続けて

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