神様TRPG
○あらすじ
新世紀、無計画に広がる都市、はびこる犯罪、人々は神のありがたみを忘れ、世界は荒廃していた。
そんなとき、八百万の神々は打開策をうちたてた。
神の代表を人間界に送り、困っている人を助けることで神への信仰心を取り戻そうというのである。
神への信仰心(以下心)が戻れば、神自身の力も戻り、世界は平和に戻る。
そして、そのために選ばれたのがプレイヤーがなりきる「下級神様」である。
○下級神様
神としては下級だが、固有の名を持ち、まだ決まった仕事がないために人間界に自由に干渉できる。
心を集めるために困った人を探して日本を東奔西走する。
下級なために、奇跡を起こすのに心を消費し、使いすぎると自分自身も消滅してしまう。
下級でも、神様なので基本的に万能。マスターに却下されなければなんでも可能。
○奇跡
神様が起こす超常現象。
基本的に短い時間(一分ちょっとぐらい)だけ効果を発揮する。
下級神様は自分の命ともいえる心を消費して使う。
攻撃、回復、その他の三種類があり、神様の種類によって使えるものが限られる。
複数の奇跡を同時に使うことができるが、攻撃と回復を組み合わせることはできない。(攻撃とその他、回復とその他は可能)
基本的に対象は単体。
複数と単体を組み合わせた場合は単体となる。
その他だけで攻撃も可能。
○心
人々が神々を信仰する心。
奇跡を使うために消費する。
下級神様であるPCにとっては命同然。
しかし、マイナスになってもすぐには死なない。
心がマイナスになっても奇跡は使える。
○キャラメイク
神様の名前、容姿、何の神様かを決める。
神様の種類は「太陽」「月」「物」「韋駄天」「自然」「大地」「生命」「死」の八種類。
それぞれ十種類の奇跡が覚えられる。
奇跡表は最後に。
最初に作ったとき、神様のレベルは1である。
最初は三つ覚えている。
心は最初10ある。
○ゲーム
ゲームは「人助けフェイズ」と「邪神対決フェイズ」がある。
○人助けフェイズ
基本的に神様一柱ずつやるフェイズ。
決まった持ち時間で困ってる人を助ける。
人々が何に困っているかはトランプを引くことで決める。
困っている人表は最後に。
困っている人を助けるために奇跡を使う。
使った奇跡の数だけサイコロを振り、その合計が引いたトランプの数を上回れば困っている人は助かったことになり、神様に感謝し、そのトランプの数字の分だけ心を得る。
しかし、人助けのために誰かが犠牲になったり、マスターがそれでは完全に助かったと思わなかった場合、得られる心は数字の半分(端数切捨て)になる。
助けたら次の人を助けに行く。
時間がある限り、助けることができる。
助けるのに失敗した場合や無視して次の人を助けに行った場合、心が2失われる。
得た心は一時的に神様のものになり(心が増える)、ゲームが終わったときに元の心の量を超えている分はなくなる(上級神様に謙譲する)。
人助けフェイズが終わったときに心が0以下の場合、神様は消滅する。
○邪神対決フェイズ
全員の人助けフェイズが終わったら、邪神対決フェイズになる。
大規模な災害が起こる。
災害を察知して集まった神様たちの前に、災害は邪神という形で現れる。
1ラウンドごとにサイコロをふり、行動の順番を決める。
邪神が行動するたびに事態は悪化し、困っている人々が現れる。
困っている人を助ければ通常通り心が得られる。もちろん失敗すればどんどん心が失われていく。
人助けをすると、判定値が難易度を上回った分だけ邪神の心にダメージを与えられる。
邪神自身を攻撃した場合、難易度は0として、直に邪神の心にダメージを与えられる。(ただし、困っている人がいるのに見過ごした場合、もちろん一組につき心が2減る)
神様は困っている人を助けながら邪神自身に攻撃し(なるべく心を温存しつつ)、邪神を倒さなければならない。
ラウンド終了時に心が0以下の場合、神様は消滅する。
邪神の心は神様のレベルの合計*10。
さらに邪神のせいで困っている人たちの難易度はトランプの数に神様のレベルの平均を足して考える。
邪神の心を0にすれば、神様たちの勝ち。災害は収まり、人々は安らかな日常をとりもどす。
○成長
邪神を倒したときに元の心の値を超えた分の心を上級神様に謙譲する。
現在のレベル*10献上するごとにレベルが一つ上がる。
レベルが1つ上がると、元の心の量を5増やすか新しい奇跡を一つ覚えられる。
10種類の奇跡全てを覚えると、中級神様になれる。
○奇跡表
奇跡表の見方
「奇跡名」(種類)消費する心の量:解説
・種別なし(全員最初から使える)
「神の囁き」(その他)0:対象の精神に囁く。念話。
「姿隠し」(その他)0:姿を隠す。神には見える。
・「太陽の神様」シンボルは火
火や光を司る攻撃型の神様。
1「火の神」(その他)1:火を作り出し、操ることができる。
2「光の神」(その他)1:光を作り出し、操ることができる。
3「神の手」(その他)1:念動力でもって、ものを動かすことができる。
4「神の治療」(回復)1:対象の軽症を完治させる。
5「心の槍」(攻撃)2:対象の精神にダメージを与え、気絶させる。
6「神の槌」(攻撃)2:攻撃用奇跡の対象を複数にする。
7「太陽の神」(その他)1:対象の温度を上げる。
8「燃える心」(その他)1:対象の精神を高揚させる。方向性はそのままでやる気などが上がる。
9「太陽の矛」(攻撃)2:燃え盛る矛を投げて対象を破壊する。複数の対象を狙える。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「月の神様」シンボルは水
水を司る回復援護型の神様。
1「水の神」(その他)1:水を作り出し、操る。
2「氷の神」(その他)1:氷を作り出し、操る。
3「神の治療」(回復)1:対象の軽症を完治させる。
4「奇跡の治療」(回復)2:対象の重症(軽症)を完治させる。
5「聖域」(回復)2:回復用奇跡の対象を複数にする。
6「月の神」(その他)1:対象の温度を下げる。
7「水の恵み」(その他)1:水中に住む生き物を操る。
8「静まる心」(その他)1:対象の精神を沈静させる。方向性はそのままで心が冷静で穏やかになる。
9「月の矛」(攻撃)1:穏やかに光る矛を投げて対象を破壊する。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「物の神様」シンボルは金属
機械(無生物の仕組みがあるもの)を司り、その性能限界をも超えさせる神様。
1「神の意思」(その他)1:手を触れずに機械などを操作できる。
2「神の手」(その他)1:念動力でもって、ものを動かすことができる。
3「硬さの限界」(その他)1:対象の硬さを異常に上げる。
4「速さの限界」(その他)1:対象の速さを異常に上げる。
5「金属の神」(その他)1:金属を作り出し、操る。
6「神の目」(その他)1:望むものを見つけることができる。
7「物の神」(その他)2:機械を作り出す。
8「百剣」(攻撃)1:大量の武器を対象に投げる。
9「還元」(その他)2:機械を分解する。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「韋駄天の神様」シンボルは風
風や雷、そして運動を司る神様。
1「神の手」(その他)1:念動力でもって対象を動かすことができる。
2「速さの限界」(その他)1:対象の速さを異常に上げる。。
3「神の意思」(その他)1:手を触れずに機械などを操作できる。
4「風の神」(その他)1:風を作り出し、操る。
5「大気の怒り」(攻撃)2:嵐を作り出し、操る。複数を対象にできる。
6「雷の神」(その他)1:雷を作り出し、操る。
7「音の神」(その他)1:音を作り出し、操る。
8「神の目」(その他)1:望むものを見つけることができる。
9「神の槌」(攻撃)2:攻撃用奇跡の対象を複数にできる。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「自然の神様」シンボルは木
自然や動物を司る神様。
1「木の神」(その他)1:植物を作り出し、操る。
2「奇跡の治療」(回復)2:対象の重症を完治させる。
3「神の声」(その他)1:動物(人ほど精神が発達していない)を使役する。
4「光の神」(その他)1:光を作り出し、操る。
5「火の神」(その他)1:火を作り出し、操る。
6「風の神」(その他)1:風を作り出し、操る。
7「水の神」(その他)1:水を作り出し、操る。
8「土の神」(その他)1:土を作り出し、操る。
9「神の知恵」(その他)1:対象に何かよい知恵を教える。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「大地の神様」シンボルは土
大地を司る神様。
1「土の神」(その他)1:土を作り出し、操る。
2「大地創造」(その他)2:広範囲の大地を隆起させる。複数の対象を選べる。
3「大地消滅」(その他)2:広範囲の大地を陥没させる。複数の対象を選べる。
4「大地の怒り」(攻撃)2:溶岩を噴出し、操る。複数の対象を選べる。
5「神の怒り」(攻撃)2:地震を起こす。複数の対象を選べる。
6「大地の恵み」(回復)2:複数の対象の軽症を完治する。
7「大地の臼」(その他)1:物質を砂状に分解する。
8「力の神」(その他)2:重力を操る。
9「神の槌」(攻撃)2:攻撃用奇跡の対象を複数にする。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「生命の神様」シンボルは生
命を司り、肉体能力を変え、命すら作り出す神様。
1「神の治療」(回復)1:対象の軽症を完治させる。
2「奇跡の治療」(回復)2:対象の重症を完治させる。
3「聖域」(回復)2:回復用奇跡の対象を複数にする。
4「死者蘇生」(回復)3:死んだものを蘇らせる。肉体の有無は関係ない。
5「生命誕生」(回復)3:命を作り出す。
6「力の限界」(その他)1:対象(生物)の力を異常に上げる。
7「速さの限界」(その他)1:対象(生物)の速さを異常に上げる。
8「感覚の限界」(その他)1:対象(生物)の感覚を異常に上げる。
9「生命の息吹」(その他)1:対象(生物)の成長速度を異常に上げる。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
・「死の神」シンボルは死
死を司り、ものの動きをとめ、その存在すら消滅させる神様。
1「死の神」(その他)2:生きている対象を死なす。
2「停止」(その他)2:対象の動きを停止させる。
3「消滅」(その他)2:対象を消滅させる。邪神の心が残っている場合、全て消滅は不可能。
4「時間の停止」(その他)3:時を止める。その中で動けるのは神のみ。
5「絶対消滅」(攻撃)4:現在過去未来において、その存在が”いなかった”ことになる。邪神の心が残っている場合、全て消滅は不可能。
6「衰弱」(その他)2:対象の力、速さ、硬さ、感覚など全てを弱体化する。
7「霊顕現」(その他)1:幽霊(肉体なき生物)を顕現させる。
8「抜魂」(その他)1:肉体から幽霊を抜き出す。
9「神の槌」(攻撃)2:攻撃用奇跡の対象を複数にする。
0「神の息吹」(その他)2:その他用奇跡の対象を複数にする。
○困っている人表
マークが黒(スペード、クラブ)の場合、その人を助けようとする人がいるか、もしくは二人以上の人が困っている。赤(ハート、ダイヤ)の場合、一人である。
スペードorハート
1遅刻する。
2道に迷う。
3外国人に話しかけられる。
4不良にからまれる。
5財布をなくす。
6別れ話をされる。
7崖から落ちる。
8山で遭難する。
9強盗にあう。
10会社が倒産する。
11自動車にぶつかって軽症を負う
12鉄筋につぶされて、重症を負う。
13大病で死ぬ。
クラブorダイヤ
1軽症で苦しむ
2鉄筋につぶされそうになる
3自動車にぶつかりそうになる。
4別れ話をされて刺されそうになる。
5明日テストなのに勉強できない
6隣で寝ているものの鼾がうるさい
7嫌な上司がいる
8締め切りに追われている
9友人が行方不明
10砂漠で衰弱
11大事にしていたものが壊れる
12ペットの具合が悪い
13停電でPC使えない
サイコロを振り、どんな人物が困っているかも決めてもよい。
1子供(女)
2子供(男)
3大人(女)
4大人(男)
5老人(女)
6老人(男)
以上の条件より、マスターが適当な困った人を演出する。
例えば、トランプを引き、ダイヤのQが出て、サイコロで3が出た場合
「OLが飼っているペットの犬の具合が悪く困っている」
という状況で、神様が手を差し伸べることになる。