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デモイン日記(1998年11月21日〜30日)



11/20, 21, 22

金曜日は部門上げて年一回恒例の忘年会らしいものが開催された。場所は近くの由緒正しかったと思われるホテルの宴会場を貸しきりで行われ、地元のどさ回りバンドも招致して賑やかに行われました。会社の人全員で300人、で同伴者含めると約600人の大所帯。これは凄いです。シャンテだと3フロア分くらいの人が全員来ていることになる。忘年会といっても格式が高い訳では全然なく、もちろん私服ジーパン可能で、立食形式のはずなんですが、食べ物がない。実はあったんですけど奥の暗い場所にあって分かりませんでした。飲み物はCashBar自分でビールと交換に支払います。でもビールで2$位だからしれている。上の人も奥さん同伴できますが、良く見るとなんとなく夫妻が釣り合っているのが良く分かります。見てくれも品位もやっぱり釣り合ってます。

以前何かの本で読んだことがあるが、人間の心理で異性の相手を探す時に、自然に(不自然に?)自分と釣り合う程度の相手を探すんだそうです。確かに同期の結婚式とか友人後輩先輩の結婚式を見ても、あまり不釣り合いというものはなかった。残念ながらすごい美人の奥さんて見たことがない。主観的評価で男性が7なら女性もだいたい7〜6くらいだし、5なら6〜4くらいだし。見てくれが釣り合っていない場合には財産とか社会的立場とかもろもろのものがあります。唯一これが働かないのが芸能界だそうでそうかもしれない。

夫妻連れにきくと子供はBabysitterに預けてくるけど、Babysitterも高校生くらいだから、9時半とか10時とかくらいのため、早めに切り上げる人が多いです。こういう時に奥さんも連れてくるのっていいですねやっぱり。でも子供を連れてこないのってもっといいですね。日本だとこういう場(結婚式など含む)に子供を連れてきたりする奴がいるけど、あれはすげえ迷惑だ。私はあれが大嫌い。大人の場には子供は一切連れてくるのは止めて欲しい。で、こう書くと怒る人がいるんだよな。

宴会場ではバンドが新し目のもの(日本で言うBlack, Soulあの辺、Michell N'Degeochelloとかね)を演奏してますが、会社の同僚のいる前でも平気で奥さんと踊っています。さすがアメリカ私にはとってもできません。基本的に英語の下手な日本人はこういうPartyが大大不得意なんですが、私も例外でなく、行く前はすごく不安と憂鬱で何時に帰るか事前に決めていくこともあります。ま、1時間くらいもいればいいだろ、くらいの気持ちでね。今回もせいぜい1時間半いたら帰ろうと思ったら、親切にも話し掛けてくれる人が結構いて軽く2時間を越えました、気持ちがほっとして、ふと見ると1/3くらいしか残っていません。で気を楽にして帰ることにしました。で車の中に戻って一言、あああ疲れたあ。

ちなみに今週末はStonesにチケット販売日でした。2日分あっさり取れたんだけどあとできくとシカゴでは30分でそldOutだったらしい、ラッキー。でもチケットが1枚300$、これは高すぎるけど買っちゃった。やれやれ。



11/23 Monday
今週はThanksgiving週のため早くも休暇に入っている人が多い。年末だろうけど、こんなにいるとは思いませんでした。明日になるとこれが急増するらしく、水曜日は誰も不在ではないかと不安。以前にも書いたかも知れませんが、このThanksvingの週は外国人にとっては辛いんです。町はひっそりとしてどこも開いていないから行く所がないし、友人も皆家族のReunionのため帰ります。この日はどんな人も帰るので、遊び人も家に帰る日本の正月に近い概念かもしれない。

この前PartyでMike君と話していたら、彼は家に帰らず家族とともにThanksgivingの奉仕活動をするそうです。具体的には近くの教会、もしくは近くのシェルターに行っていわゆるHomelessの人達に食事の施しをするんだそうです。人数が半端じゃないから、分業制朝昼の2交代制で、食事作り、Homeless運搬(車で連れてくる)、残った分を動けない人に配る、とに分かれます。凄く充実しているからやってみるといいよ、といわれましたがちょっと不安。どんな人がやっているのか来るのか全く分からないから興味はある 。昔クリスマス時にNYCを旅行で歩いていて、ある教会(第一生命所有のCiticorp Plazaの)に入って内部の写真を撮っていたら、教会の神父さんから「神の施しの食事はいかがですか。体も冷えてるでしょう」といわれ食事を進められたことがある。そんなひどい格好していた訳ではないのに。でも食べてみても面白かったかもしれない。どっちもTurkeyが出るそうだ。私は家ではTurkeyなど食べれないのになんて差だろう。

関係ないけど教会建築は大変面白い。狭い空間の中に神聖かつ豊かな空間が広がり、なおかつコストが大体すごく制限されているから、質素な健在の中にも新目の建築デザインも何でも受け入れる土壌があって面白い。ヨーロッパの昔乍らの大聖堂は好きになれませんが、日本やアメリカにある新し目の教会は面白いのが多い。訪れた時には見学をお勧めします。



11/24 Tuesday
今週はやはり出勤する人が少なく、月曜よりまた少ないです。道も空いているし、外国人にとっては行く場所のない、憂鬱なThanksgivingがまたやってくる。帰る時には「Happy Turkey Holidays」と言う人もいて、一年に一回の行事を皆待ち望んでいるようです。一般的には、11/26がThanksgiving休暇で、翌日はクリスマス用の買物日で、街は最も人で混雑する日になります。で、この混雑が終わるのはクリスマス終了後、と思ったら、また新年度のバーゲンで人がどっと来ます。日本の人が来るのが良いのはこの1月の時期と言われますが、まさにその通りで、Outletだったら一段と安くなるし、格安店だと、凄い掘り出し物が入ってきたりします(経験者は語る)。

不思議なのは、普段けち(質素)なアメリカの人が人に物をあげたり、困った人を助ける時には気前が良いということ。聞くと募金で一番集めるのは日本で言う救世軍(神田一ツ橋講堂の方に建物がありますね)で、約100億円くらいとか。これは金額的にダントツだそうです。私も先日募金しました。また、会社前の教会では、社会鍋を先週の土曜日にやってました。Homelessの人がいっぱい集まって食事を賄ってもらっている光景です。日本ではまず見ることがない。で、この会社でもFood Collectionと称し、缶詰とか瓶詰めとか乾物とか日持ちのする食べ物で不要なものを持参して、そういうところに寄付する運動を開催しています。効果は不明ですが、運搬が大変そうだ。

さて、実質的にあと1週間程度ということを考えると、ふりかえって何を学んだのか、何が出きるようになったのか等を考えると不安、ただただスケジュールを必死にこなして、その予習復習で殆ど費やされていたというのが実感。そのため空きの日の郊外へののどかなドライブ等の記憶は殆どないのが残念。もう少しデモインの自然環境の良さを味わっても良かったと後悔しているけど、もう遅い。とりあえず良い思い出のままデモインを去ることになりそうで一安心。どんなところでも、ああもうちょっといたいなあ、と思う時に帰るのが一番良い記憶が残り後々良いんですよね。だからこれはこれでいいとしよう。

今CNNを見ていたら安楽死を補助した医者の現場ビデオが流れていて、ある末期症状の人と思われる人が安楽死してもらっているところでした。誰かこのビデオって見ました?この人が死んでいく最後は、全然苦しみはなさそうなのですが、最後は目をかっと開いて死んでいきます。これは迫力あります。やっぱり真実に叶うものはないようで、いやあ凄い。頭に残ってしまいます。

次の芸能ニュースでは、映画の予告編Alfred Hitchkock監督作品「サイコ」のリメイクだそうです。で単なるリメイクでなく、その映画の一こま一こまを忠実に再現しようとしているから凄い。通常は今回の監督の勝手な想像・演出によって過去の作品の影も形も残らない無残な作品になるのが通常ですが、今回はちょっと違うようで期待できそうです。ということで。



11/25,26,27,28,29

最後に来てたくさんためてしまった。この週はThanksgivingの週。回りの人は殆どが実家(おじいさんの家)に帰っていたようで結構寂しい週間でした。中には片道6時間のミネアポリスへ一日で往復した人もいるらしく、日本で言われるほど親戚の間も疎遠ではないようです。日本の方が仕事を理由にして、よっぽど孤立して寂しい気がする。

Thanksgivingの当日は店もやっていない。唯一やっているのが昼時の数箇所のレストランとスーパーのHyVeeのみ。コンビニがないからこうなるんだろうか。で翌日はアメリカの小売業の売り上げの25%を誇ると言う買い物日です。開店時間が半端じゃない、デパート数の店が朝6時から開店夜9時までなんて凄いです。こっちはまだ寝ているのに。商調協で開店時間までがちがちに縛られている日本とは違います。

午前中に見に行きましたが何処も駐車場は満車。こんなのデモインに来てから始めてです。買い物と言ってもクリスマスに備えての買い物が多いらしく無駄なものは買ってません。さすがアメリカ人。残念なのは店を見てもセールはやっていないこと。クリスマスが終わってから一気にやるんだっけ。

で今日はMike君の家で夕食。またこの家が凄い。1940年竣工だそうだけど、老朽化は激しく無く、デザインがSpanish様式で周囲とはちょっと違い目立つ。で大きさは約2,700sqft(250平米)で2階だて、地下ロフトあり、もちろん庭ありです。同じ年なのにまた生活ぶりの大きな違いに戸惑ってしまいます。所々問題箇所があって、今自分達で修繕して使ってます。奥さんがペンキを塗っている姿など、微笑ましいのとたくましいのでふんぞり返った日本人女性に見せてやりたいと思うほど 。いやあそれぞれの幸福の形があって羨ましいです。彼の家でNFLの試合を見つつ食事をしNew England Patriotsが神懸かり的な勝利をしたので、私は大変御満悦。いやあNew England Patriotsは今年優勝して欲しいなあ。
関係ありませんがたまたま見ていたX FileでScullyが刺青をするシーンがありましたがこれはどういうことでしょうか?私には全然理解できません。刺青などして欲しくないと言う気持ちがあります。誰か事情を知っている方いましたら是非教えてください。



11/30 Monday
いよいよ秒読みになりました。昨日など大変暖かく過去の記録を更新しました。一ヶ月前に雪が降ったことが信じられません。今週1週間もてばシカゴまで雪道を長い時間走らないですむので降って欲しくありません。いまは会社で、人から借りていた資料のコピー取り・片づけ・返却等もやらなければならなくなり、これが結構面倒。また3ヶ月とは言え不要な書類も意外に多く整理に時間がかかる。で3ヶ月間どーもありがとうと言うと、皆お世辞も含め、いやこちらこそ楽しかったよシカゴへ行っても元気でね、のようなことを言われるのでいよいよ終わりであることを実感します。

今心配なのは荷物がまとまるか、ということと車に入れる荷物がどの程度になるか、帰り道はどうなるか、の3点。荷物がまとまらず徹夜なんてなったら帰れないし、これだけは避けないと。でも土日までとても作業なんかできないし。この引越しとか大きな移動とかがある前というのはいつもこのような不安に襲われます。まあだいたいは取り越し苦労で終わるんだけど。

Thanksgivingが終わって皆何となく疲れ気味です。聞くと金曜日には皆買い物に出かけ、大変な思いをしたそうです。ここはそれこそ一流のブランド店は全くありませんが、そこそこのものはあり、書店もアメリカにしては巨大なものが2店もあり、文化度は比較的高いのではないかと思います。その意味で、アメリカでは田舎住まいでも、都会のNYと比較するとそんなに格差は感じないし、大都会にいることがすなわち良いことか凄いことかという考え方に疑問を持ちます。私の見た限りでは生活ぶりは質素に見えても、東京よりずっと豊かである、ということが間違いなく言えます。自分の生活の貧しさと今後の方向性を考えさせられたデモイン生活でした。

昨日先週の月曜日と私のひいきのNew England Patriotsが奇跡的な勝利を連続してあげているためNFLに関しては目が話せません。時間切れの瞬間に大逆転のTouchdownなんてたまりません。昨日は同齢のMike君の家で見ていましたが、いやあ嬉しかった。アイオワにはNew England Patriotsなんていなくて地理的に近いChicago、Minnesota、Green Bay、Kansas City、たまにSt Louis、が中心です。あまり馴染みのない都市ばかりで、私もMinnesota以外は行ったことがありません。
このアメフトStadiumに行ったことのある人はご存知でしょうが、皆開始の3時間くらい前に皆とでかいキャンピングカーで行って、試合開始前までBeerを飲んでBBQをやって煙をじゅうじゅう上げてます。回りは煙と肉の匂いだらけで強烈です。最初見た時には大変驚きました。こういう所はTVでは写らないからなあ。New England Patriotsの優勝を祈ってまた。



12/1,2,3
デモイン滞在も最終週で落ち付かず忙しいので、これが最後のメールかもしれません。12月3日には次のTraineeの白石君も無事到着。とりあえず彼には概要の分かるファイル1冊を作成、手渡しました。後は生活情報を教えなきゃ。役立てば良いけど。街案内と会社での案内で日中は時間が取れず、夜食事後に会社に行く始末。夜中にパソコンをごそごそ使っている姿はまさに胡散臭い怪しげな東洋人。これでは業者と間違えられてもおかしくない。
荷物もいっぱいあって、本当に時間が間に合うのかなあ。でも願わくは荷造りはそんなに時間がかからないだろうと思う。ただし、難物のパソコンのHarddiskの整理とか机の中の整理とかまだあって、これで大丈夫かなあ。何か忘れているような強迫観念に襲われるのは引っ越しの時にはいつもなので大丈夫かな。

先日は送別のHomepartyがありその後によるの1時までバーでNotDecentTalksしたり面白い。ここに来て皆普通の人だと改めて実感しました。多分この表現は意味が分からないと思いますが。とにかくばたばたしていて何かを考えるとかいう時間がなくなりました。そこで私の担当のCherylおばさんが私と同齢であることにびっくり仰天。二の句が告げなくなりました。おいおい僕と同じ世代の割りには腰周りは太くて貫禄あるし、また部下をきちんと引っ張っている。これには同期として心から賞賛したいし、関心します。果たして、僕だったら同じことができるか?という疑問は大きく残ります。独身の癖に一戸建ての家も持っているらしい。ちなみに彼女は私のことを年下の20代だと思っていました。Thanks!全てが対照的なこの同齢のおばさんありがとう。でももうおばさんとは言えないなあ。

次のTraineeに街・建物案内していると、珍しそうにきょろきょろ見ていたけど、3ヶ月前の自分を見るようで遠い昔のようで妙に懐かしい。私はこれでTime Is Up。挨拶をしても皆、もう終わっちゃったの、早かったねえ、いっしょに研修できて大変面白かったよ、良い質問ばかりでこちらも勉強になったよ、等色々言ってくれて何処まで本音かは分からないけどとりあえずお世辞でも言ってくれるのは嬉しい。少なくとも50人以上と研修、100人近くとは会っているはずなので名前が一致していない人も多数。申し訳ないけど。向こうはこっちの名前を知っているのにこっちは誰かも知らないなんてこともよーくあります。いやあ皆さんごめんなさい。メールがあるから頻繁にやり取りしよう。

私のデモイン日記も終わりに近づいてきました。これまで無理矢理送付して申し訳ございません。多少でも楽しんで頂ければと思ってたんですが。シカゴに帰ったら日記はなくなると思いますが、リクエストが多ければ考えます。リクエストありましたら送付ください。ということでご愛読ありがとうございました。







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