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徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)

日時
2000年1月16日
主な出来事
マーチン・ルーサー・キング・デイと日本のコンビニ






シカゴ日記 1月16日

今週はマーチン・ルーサー・キングの日として月曜日も休日です。現法の従業員間では、日本とアメリカとではどちらが休日が多いかでもめますが、国民の祝日と言う定休日では日本のほうが圧倒的に多く、自主的に祝日を消化するという点ではアメリカ(人)が圧倒的に優れています。うちでは、国民の祝日+数日間フローティングホリデーとして祝日として定休日にはしないけど、自主的に休んで良い日があります。この日は通常の有給休暇と取り扱いは同じで、当然皆取ります。

アメリカ人従業員の有給休暇は勤続年数により異なりますが、大体15〜20日程度で、その年の内に殆ど消化します。我々は60日も繰越できるのに、全然使わずいつも年初は60日残なんてことになります。この点アメリカ人側にとっては実に不思議らしく、何故使わないのかという質問が必ず出てきます。当然、「日本人間で訳の判らない緊張感があり、上司も敢えて取得する勇気なんかないし、休日を取らないのは仕事熱心であることを東京にアピールしようとしているんだけど、下はしらけきっているんだよっ」、等とは言えず、結局、曖昧な微笑を浮かべて終わりになります。休日を取らない事が仕事熱心であるのと等しいわけがないのですが、今頃夏休みを取ります、等と言う人が大手を振っているので、うちはどうも管理面では時代に付いて行ってないようで、限界を感じます。

さて、関係有りませんが最近は食事が昼食以外は自宅で自炊するのが生活スタイルとなってしまいました。先日魚焼き器と言うのを購入し、ヤオハンで魚をしいれて冷凍させておいて適当に解凍させて食べるようになりました。日本ではとても売れる代物ではないと思いますが、アメリカでは実に重宝しています。魚の焼いた臭いが出ないのが大きく、アパートでは苦情になるんです。

シカゴのダウンタウンでは、中華系で寿司をやるような怪しげな所を除き、日本食レストラン(大した店ではない)が5軒程度あるのですが、月1度行くか程度の頻度で殆ど行っていません。最近は地元のスーパー(JEWELと言う)でも寿司コーナーが出来て、巻物等は売っていますが、いつ作られたか分らず怖くて買えません。こう言う時には日本のコンビニが懐かしいです。こっちにあるのはセブンイレブンが1軒あるだけで、しかも内容はお粗末。それを考えると、日本のコンビニはどうもアメリカでは発展し得ない形態にまで進化してきたようです。

日本のコンビニに相当する業態はもはやアメリカには存在しません。アメリカのセブン・イレブンも朝7から夜11時まで営業というコンセプトもどこのスーパーでも24時間営業になっているため陳腐化していますが、その外ではセブン・イレブンの存在意義はありません。コンビニのPOS管理(何が、いつ、どこで、どのような層に売れたか)や時間による商品管理(時間により処分するもの等が詳細に決められている)と、1日複数回のトラックによる商品納入等、日本では出来てもアメリカなどでは(もしくは日本以外の国)とてもではないけど、出来るはずがない。商品管理なんて実にいい加減だし、牛乳が漏れていたり、あるべきものが有るべき所にない、なんて言うのはよくあることです。こっちに住んでいるとその辺は実に良くわかります。

JIT(Just in time)、TQC(Total Quality Control)等の販促管理手法等を駆使して、コンビニを一種のアートにしてしまった日本という国は偉大です。1ヶ月に陳列台の平均70%?の品が入れ替わると言うダイナミズムと、企業が実際にあちこちに商品を卸す前に、実験的マーケティングの場として売れ行きを試す場となるコンビニは、まさに情報の塊で、驚嘆します。こう言うコンビニがアメリカにも欲しい所です。

なお、我々が購入している時、時間・購入者の属性=性別、年齢、職業、等のデータも売り子のバイト学生がレジに入力しています。このデータが本社のコンピューターに即時繋がっています。これがPOS=point of saleの原理で、どのような売れ筋商品がどのような層に売れてるのか、当然ながら各店舗の売上状況等も一発でわかるということになります。この概念って金融機関にも導入できないのかなと思います。お金が商品だから不用と言う考えかたも有りますがどそうかな?
ATMはどこまで捕得できるのでしょうか。









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