徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)
| 日時 2000年2月13日 |
主な出来事 合同結婚式のニュースとマライアと持ち家取得 |
シカゴ日記 2月13日 先程CNNと民放のニュースで、ソウルで開催された統一協会の集団結婚式の様子がニュースとして流れていました。個人的には映像を見た記憶がなかったので、ライブの姿を見て仰天してしまいました。この映像って日本では流せないんじゃあないのかなあ、と思います。ここでは明らかに異質の世界(狂気の世界?)が繰り広げられているのには驚きで、参加した日本人女性もインタビューに答えていました。数日前に勝手に決められた相手と結婚させるのも凄いけど、女性側が来れなくて写真で代用している気の毒な新郎もおりました。なお、この団体はアメリカの大学にも支部があるようでCARPなんて名乗っています。 詰まらない話ですが、マライア・キャリーが自分の(祖)祖父の代の旧姓に戻すことを考えている、等というニュースがありました。これは彼女の今の姓は有色人種に対して強いられた姓であり、元々使用するのは本意ではないらしいんです(よくわからない)。旧姓は確かNUMEZらしく、ベネズエラ系だそうであります。確かに良く見ると、南米の白人と黒人とヒスパニックが混じってはいるけど、白人の良い所しか受け継いでいない外見だし、声は完全に黒人のそれであるようだし。人種に直結している極めてデリケートな点のため、アメリカのマスコミも注意して報道しているようです。 さて、先日知り合いが日本で自宅を購入したと言う話を聞きました。聞くと一戸建てを探しても、金額的に条件が適うものは少なく、都内、神奈川は諦めたそうです。友人等にも一戸建て(もしくは集合住宅)を購入していますが、皆勇気があると感心してます。 自宅を購入すると自分のバランスシートが一気に大きくなりますね。左の資産側は、資産家でない限り、自宅、自動車、現預金、程度でしょうが、右側の負債には、通常はローンがどんと発生し、後は資本(=自己資金)となりますが、購入前に比較して負債/総資産の割合が一気に高くなるんですよね。例えば自宅が5500万円、現預金1000万、車等その他500万、ローン4000万とすれば、これだけで既に総資産7000万円となりますが、負債の占める割合は一気に50%超となります。でもサラリーマンは基本的に優良債権ですから心配する人はいませんね。日本では年収の5倍程度?が目安という議論がありますが、アメリカでは住宅ローンの毎年支払い額が税引き前所得の30%程度が、負担できる限界だと聞きました。簡単には比較できませんが、日本の方が生活上の諸経費が嵩むため、負担できる限界の割合が低いのではないかと想像します。皆どのくらい払っているんだろう? なお総資産ですが、所謂一般の中小企業の総資産で1億円より小さいのも結構あるらしく、それを考えると個人の家計=中小企業並みと考えられます。すると、個人には何故中小企業のような税制のメリットが認められないか、例えば個人の住宅の減価償却費を認めろ、という議論は当然として出てくるわけで、これが認められないのはそもそも不思議な気もします。 アメリカ人の住宅取得計画は、段々大きい住宅に住むことを目的としており、そのため、中古住宅の価格が目減りしないことが大前提となっています。まず中古で住宅を購入して、適当に内装等を綺麗にアップグレードして売却後、別の大きい住宅を取得する。ただし、前の住宅は取得価格に比較して大きく下がることはありません。 これは元々土地代金の占める割合が10%以下であり、土地投機らしいものには影響されないこと、建物は古いけれでも丁寧に管理されている物件、もしくは修理・内装などに金を掛けた場合、その分の価値を認めるためです。日本は中古住宅、特に築20年くらいの一戸建ての中古住宅の建物価格などゼロに等しくて、内装に金を掛けても認めてくれるわけがない。逆に取り壊し代金分が必要になるなど笑えません。この辺の概念は、資産形成のための住宅取得(アメリカ)と、消費物資としての住宅(日本)とでは根本的な差が有り、また、建物の価値に対する評価の考え方、税制の違い、等もあるため、これは変わることは難しいんでしょう。 |