徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)
| 日時 2000年3月26日 |
主な出来事 デトロイト、クリーブランド、コロンバス、インディアナポリス、旅行とセルフ・レジ |
シカゴ日記 3月26日 金曜からの週末に車での小旅行に出かけました。今回の小旅行は特に目的がなく、単に今まで行ったことのない中西部の都市:デトロイト、クリーブランド、コロンバス、インディアナポリス、を見に行くことでした。基本的に各都市とも観光地ではないせいか、半日くらいぶらぶらすれば中心のダウンタウンは把握でき、また郊外はアメリカのどの都市も似ているため特に見る必要もありません。 スケジュールは強行軍で、初日はシカゴからデトロイトまで約300マイル(480Km)を走行し、途中ミシガン大学のあるアン・アーバーに立ち寄り、クリーブランド近くまで行けるだけ行くというスケジュールでした。翌日はクリーブランドでRock and Roll Hall of Fameを見に行き、その後はコロンバスまで約120マイル:2時間走破しました。最終日はコロンバスからインディアナポリスまで行き、シカゴに戻る約360マイル:6時間の走破で、何がなんだかわからなくなりました。 感想ですが、デトロイトは絶好調な経済を反映してかダウンダウンも余り怖くありませんでした。デトロイトにロボコップが必要になる感覚も良くわかります。GM本社周辺などもこの経済環境の元ですら良くはなく、昔は良かったあ、という面影で一杯です。GM本社は老朽化した本社が聳えており、周囲を圧する重い陰鬱な姿は、昔モスクワで見たことのあるKGB本部ビルにそっくりです。 クリーブランドは、湖畔のみ綺麗にしようと努力していて努力は認めますが、ダウンダウンも小さく、倉庫群や昔からの建物で一杯で、活況を呈する都市とはとても言えません。昔は水運のために栄えたのでしょうが、今はRock and Roll Hall of Fameがあるだけ、の街になっています。インディアナポリスも同様につまりませんでした。一方、期待しなかったコロンバスは大変綺麗で、ダウンタウンも非常に平和そうだし、周囲に広がる住宅街もきれいだし、新興の都市として好感が持てます。アン・アーバーも大学都市として住み易そうでした。ちなみにどの都市も日本人は見かけませんでしたね。 なお、コロンバスですが、アメリカで最も平均的な都市として知られており、Market Cityとも言われます。要するに何か新規の商品や事業を実施する時に、まずこの都市で実験的に試してみて、その結果を反映させて全米展開をするようにしているそうです。ビジネススクール的に言えば、マーケティングの先行的な実験市場であるということでしょうか。確かクレジットカードの最初の導入都市はコロンバスだし、ハンバーガーのチェーンもそうだったのではないかと記憶します。 ちなみに私が行ったスーパーでも、レジがセルフになっていました。つまり、通常なら店の売り子がバーコードを読み取らせて最後に「35ドルです」として、現金やクレジットカードを渡して精算しますが、ここは異なります。売り子でなく、私がバーコードに読み取らせて、最終支払い(クレジットカード)も自分で行い、サインして終了させると言うものです。果物とかで内容がわからないものに関しては、わからん、というボタンを押すと、そのカウンター(リモートで監視できる)を見た店員が自動的に、例えば梨、料金はパウンド1ドル、として機械に入力して手伝ってくれるようになってます。現金の場合にはカウンターのボックスに入れられるように成っており、おつりは自動的に読みとって帰ってくるしくみのようです。 カウンターが内視鏡で監視されているので、誤魔化しは出来ないようでした。人が減ると言う効果は絶大ですが、今後は、商品の誤魔化しや、レジ待ちの時間が掛かる、大量になると袋詰めに時間を取られる、等の問題をどうクリアするか、に掛かってくるのでしょう。でも実に面白い試みで、将来が楽しみです。 |