徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)
| 日時 2000年7月9日 |
主な出来事 アリゾナ州フェニックス観光 |
シカゴ日記 7月9日 先週は7/4の独立記念日の4連休で、アリゾナ州フェニックスに行ってきました。主目的は、以前からのライト大先生の建築物等を見学することにありました。私にとってはアリゾナ州は1度も踏み入れたことの無い州でしたが、これほど暑いとは想像もしませんでした。また、ちょうどグランドキャニオンまで無理すれば往復できる距離でもあることが判ったので、足を伸ばすことにしました。都市部だけの観光という小旅行が、一変して著名国立公園までをカバーするコストを度外視した大旅行となったわけです。 元の日程としては、 6/30(金)夜にシカゴ発フェニックスに夜11時頃着き、 翌7/1土の早朝から建築物見学、 7/2日朝にフェニックスからグランドキャニオンまで飛行機とレンタカーで移動、 7/3午前中にグランドキャニオン発で、飛行機でフェニックスまで戻り、 7/4火朝にフェニックスを出発し、シカゴ到着は午後予定 となっていました。 今回の旅行は飛行機移動で色々トラブルがありました。まず、6/30のフェニックス行き(ユナイテッド航空)がいきなり4時間30分の遅れとなり、出発したのが夜の12時30分、フェニックス到着が朝の3時で、レンタカー入手、モーテル到着が朝の4時30分となりました。独立記念日の週末のため、飛行機も大変混雑しており、仮にこの便が飛ばなければ翌日の振替便は全席満席のため、旅行自体が全部キャンセルとなり兼ねない所で、いきなり綱渡り状態になりました。何とか飛んだのは幸いでした。 これだけでなく、7/2にはフェニックスからのフライト(フラッグスタッフ(グランドキャニオンに最も近い町)行き)の私の予約がキャンセルとなっていました。これは、UAのフェニックス行きが遅延している際に、キャンセル時にどうなるのか、対応方法を聞くためシカゴの空港から旅行代理店のオペレーターと電話で話している中での行き違いによるものらしい。私の拙い英語もあったのでしょう。 現在の航空券のシステムはE-Ticket(空港のカウンターでIDを示して発券するシステム)が主流になっていますが、私のようなキャンセルの場合には、別にフライトに代替できず、この便利さが逆に作用してしまいました。ご注意下さい。結局その場で航空券を再度購入することになりました。価格が同じだったのは不幸中の幸いでしょう。 で、このフライトはアメリカ・ウエストというアメリカ南西部を中心に飛ぶ航空会社ですが、この時の飛行機は両脇にしか座席の無い18人乗りの小型プロペラ機でした。グランドキャニオン周辺は通常は余り風が強くないのですが、この週末は別だったようで風が非常に強く非常に揺れ、1時間くらいのフライトだったのですが全く生きた心地がしませんでした。行きより帰りが特に激しく、途中、すっと落ちて行く感覚を10回以上感じるというもので、以前もソ連やポーランドに行った時のフライトで感じたことは有りましたが、今回はそれをあっさり超越し、生涯の中で最も怖かったフライトでした。レンタカーで無理をしてでも行けばよかったと後悔しましたが、後の祭でした。空港に無事到着した時には、本当にパイロットと握手をしたいほどでしたねー。 最後は、シカゴに戻る時のUA便でしたが、17Cという同じ席を割り当てられた人が私以外にももう一人(ヨーロッパ人女性)いて、乗ってからパーサーに何とかしてくれよ、と文句を言うことになりました。この手のコンピューターエラーは通常無いよなあ、ということで、今もって何が原因かわかりません。こう言う時アメリカ人なら声高に叫ぶのですが、そこはヨーロッパ人とアジア人ですから叫ぶことはしません。それにしても座席はほぼ満席のようなのに何故無事解決できたのか、よくわかりません。不思議なことがよくあるものです。 先日の新聞に航空会社の運行便の遅延・キャンセル状況が掲載されていましたが、大手では圧倒的にユナイテッドが遅れるようで、遅延する割合は便数ベースで約9%と非常に高いです。アメリカンなどは5%程度だったので、その差は歴然としています。察するに、時間のぶれ易い長距離便が多く、なおかつその時に使用した機体をすぐに次のフライトで使用する、という自転車操業的なスケジュールを組んでいるからだろうと思います。また稼働率を上げるため、予備用機体のストック等は非常時用のみで遅延の場合には使用しないのでしょう。今回もたぶん前の(前の)便が遅れ、それが結局私の便にまで波及すると言うことになったんだと思います。まさに利用者不在の経営方針ですが、実情が分かれば非難の嵐になることは間違い有りません。 なお、こういう時に思うのが、地上での空港カウンター勤務業務の対応の拙さとその大変さです。皆キャンセルやカウンターの前で長く待たされて心底怒り狂っている所で、謝罪しつつ個々に対応していかねば成らない訳ですから、これは気の毒です。非難したい気持はわかりますが、地上勤務員の不手際ではないんですがねー。アメリカの場合、こう言う時に声高に非難する人がたくさんいますから、私などは黙っていてもOK。この点だけは便利です。代替便のチケットを得るためカウンターの前で待つわけですが、通常なら150人程度は乗るわけですから、数時間待たされることに成り、殆ど最悪です。特に、荷物を預けると後が大変になりますので、旅行時には出きるだけ、機内持ち込み可能な小型の鞄のみに留めることをお勧めします。 なお、旅行時の写真は私のホームページに掲載予定です。 |