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徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)

日時
1999年7月4日
主な出来事






迷惑な話かもしれませんが、最近は帰宅途中で歩いている時に色々書くテーマを考えるようになりました。このように心がけると却って生活上当然と思っていた点に気がつくようになり、私にはプラスの効用がでてるようです。

7月4日はアメリカの独立記念日。それもあって3日から5日までは3連休となります。普通の企業だと、2日(Fri)も午前中でおしまいとする所が多かったようです。7月の独立記念日と11月末のThanksgivingと12月末のクリスマスとは、アメリカにおける大きな連休で、働いている人も連休を取る人が目立ちます。
この点、すなわち日本とアメリカとどっちが休日が多いか?が良く議論になります。特に(会社の)東京の人は、アメリカの方が休みが多くて良いと言う人が多いのですが、実際には法定休日は日本のほうが多いです。その差分を埋めるべく、適当な法定休日ではないけど祝日の一つ等を(名称は忘れた)休暇にしてあります。それでも一部は埋まらないようですが、文句は言えません。うちのアメリカ人を見ると年間15日の休暇と病欠用に5日計20日が与えられます。で年間の消費を見ると年末には完全消化し、翌年の繰越は間違いなくゼロとなります(病欠分を除く)。我々なんか年間20日貰うのに半分くらい繰り越しているので、我々のように福利厚生、従業員の権利の一つとして当然のものとしてある休暇を使用しない日本人を、アメリカの人には全く理解できないようで「使ってやるから俺によこせ」とも言われてます。

この週末は田舎からシカゴに来る人が多く、推定約100万人と言うから驚きます(実際には125万人だった)。鶴岡八幡宮の大晦日の人出の規模と同じですが、東京圏1000万人の人口の100万人と、シカゴ圏700万の100万人では意味が違うでしょう。東京は川崎大師とか他にも分散するけど、シカゴはダウンタウン一箇所にのみに集中すると言う意味でアメリカでは珍しい混雑といえ、ちと気持が悪いです。私は、アメリカに来てまで、一人でかつ、人ごみの中に出向きたくはないので、テレビで花火鑑賞となりました。テレビでも花火の実況中継をしてくれるので便利ではあります。

こういう催し物に来る人や街中を歩く人を見ていると結構画一的であり、例えば100人のうち短パン着用でない人は男女を問わず5人以下でしょう。でぶでもやせでも格好良いお姉ちゃんも、皆短パン。夏になると皆短パンに野球帽、外国に旅行に行っても短パンと野球帽と言うアメリカンスタイルを崩さない、アメリカ人の風俗が私は大好きです。日本でももっと短パンが市民権を得られればいいのでしょうが。
そのためか歩いている人達(白人)は皆手も足も顔も真っ赤になってます。日焼けしているのではなく、火傷をしている感覚で、本当に赤くなってます。見ていて痛々しいのですが、こう言う人がたーくさんいます。彼らって特に女性はある年齢になると結構しみなどが目立つ人が多く、特に夏場は肩を出したりする人が結構いて、肌の汚さ(適切な表現ではないかもしれない、失礼)が目立ちます。もちろん刺青も良く見ます。

この独立記念日の週末を平均的なアメリカ人はどう過ごしているのか、よくわからなくて興味がありました。会社の人間、アパートの住人等を観察して分かったのは、他の2大休日であるThanksgiving及びクリスマスとは明らかに異なり、家族の元に返っていわゆる家族のリユニオンのために過ごすのではなく、結構勝手に自由に過ごすということでした。確かに街中の店も閉まる所はいつもの休日と変わらないし、人手はいつもより圧倒的に多く、街中はかなりにぎやかになっていて静けさの欠片もありません。
では独立記念日は何をやるか、と言っても大した物はなく花火のみ。夜9時から30分くらい掛けて湖際から花火をばんばん打ち上げます。日本のがいいっという人もいますあんまり変わらないように見える。アメリカは何かあると必ず花火で、毎週の金曜日は何もなくても花火を打ち上げているらしい。コンサートの後(特にStones)でも必ず花火だし。その後だーと人並みが出てきて揉みくちゃにはならないけどいっせいに帰り始める姿は日本と同じ。でも車・バス・大型バス(チャーター)・徒歩・地下鉄・郊外電車と分かれるので実際にはぎゅうぎゅう詰めになることはないです。

こう言う催し物開催時には便乗商法の食べ物(HotDog類)や飲み物(Soda、Water類。酒は売らない)の屋台がたくさん出てくるのは日本と同じです。特に玉ねぎが良く炒めてあるホットドッグが美味しそうで、こう言う時はホットドッグとコーラを味わうのがアメリカの定番です。また、こう言う中で、仮設トイレも大量に配置されるのはアメリカならではでしょう。この仮設トイレは手が洗えない、男女兼用、下を見るとブツが見える、等の諸問題はありますが、ないよりましで皆使います。こう言う点でもアメリカ女性もたくましい。

一方で独立記念日に前後して、先週からシカゴのダウンタウンの真中に存するGrant Parkで「Taste Of Chicago」(シカゴうまいもの市)が開催されています。このうまいもの市は日本のデパート売り場のような各地のお土産物・名産物を展示販売するのではなく、シカゴにあるレストランの有志約150店が自分の所はうまいんだぜい、とPRする場で、もちろんシカゴ市がバックについています。入場料7$で1$ずつのチケットを購入して、各店のブースで食べ物(味見程度の量)と交換するシステムになってます。結構有名らしく、全国ネットのCNNでも放送されていました。出ている店はピザ(シカゴで有名なパン生地ベースでぶ厚いDeep Dish等)、ハンバーガー等の典型的なアメリカ料理からケイジャン、メキシカン、トルコ等のケバブ類、ギリシャ、炒め物と炒飯主体の中華料理、ベトナム料理、アイスクリーム、ポップコーン等まで結構多彩です。寿司ブースもあるかもしれませんが、日本人なら暑い中外で寿司を食う気はしないわな。$1なので1種類ではお腹一杯にはなりませんが、色々屋外で味見できるのがいいらしいです。

ちなみに私の住んでいたBostonにも同様の催し物があって「Chowder Fes」と呼ばれていました。こっちはBoston名物の海産物を使用したクラムチャウダーの味を競うもので、こっちも何故か夏のくそ暑いときにやります。失礼な言い方に成りますが、味覚という感覚が今一つ鈍めに見える一般的なアメリカ人(偏見です、すいません)にとって、チャウダーの微妙な味付けの違いなどわかるのかなあというのが実感です。実際に参加している店に行くと、優勝した店、そうでない店等どこに行ってもチャウダーの味の外れはなく、どこも美味しかったという記憶しかありません。

と言う事で平和な一日でした。









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