徒然なるままに記す異国滞在漫遊日記(遊び呆けている訳ではないぞ)
| 日時 1999年8月29日 |
主な出来事 |
先週は2日ほどHouston出張に行ってきました。Houstonとは1970年代に石油産業の中心地として栄えたテキサス州南部の大都市で、時間帯は中部時間でシカゴと同じ。街全体の雰囲気はLAに似ていて、基本的に自動車がないと動けない。かつ、ダウンタウンの中心がオフィスだけで5時には空になる場所で、何もなく詰まらないと言う点では共通しています。いわゆる、ステータスの高い場所はちと離れた郊外にあり、金持ちは郊外へ、貧者はダウンタウンに残るという典型的な都市構造の推移を見ています。 建物も殆どが1970〜1980年初築で、コンクリート中心の無機質建築物が目立ってしまう。当然観光の名所などNASA程度のため、最終的な観光地としてはまず機能しないところなんですが、いきなり宿泊先で日本人観光客団体30名に出くわしたのは驚きました。おばさんと大学生前後の女性との集団だったため、仲間と議論になり、結局分からず。暇を持て余している結構な身分の人々でしょうか。これだけ大量の日本人に会うのはもちろん久しぶりだったけど、かなり異様な光景だった事は容易に想像できるでしょう。 行った先の企業は非公開会社だが、業界筋では優良企業、ステータスとしても悪くない会社。先方の一番上は、女性でスーツを着こんでます。見ていると、このボス、てきぱきしていいですね、女性が切盛りする店は繁盛するらしいのですが、まさにそれ。体のでかい若い白人男性数名を従えて奮闘しています。私はどうもX-fileのスカリーとかこういうタイプの人には憧れてしまいます。 さて、会議が4時半くらいになっても全然終わる雰囲気がなかった所、突然、「んじゃ私は子供の迎えに行かなくては行けないから」と言って帰ってしまいました。一同呆然、というか、日本人のみ呆然となりました。いくら打合内容がディテールになったからといって、ボスが真っ先に帰るのは、日本人の感覚からすると、緊急時くらいでしょう。ましては相手が遠路シカゴから来ているのに。せめて、「緊急の用事が入ったとか」言って欲しかったですね。 ただ、悪いと言っているわけではない。完璧に家族や自分の事情を優先するアメリカならではだなと、感じた次第です。関係ありませんが、休日に会社で何らかのイベント(Golfやハイキング等)を開催しようとすると、アメリカ人には大変評判が悪く、参加者ゼロとなります。これは休日は家族と過ごすものという、家族内の鉄の掟があり、なおかつ旦那側もそれが当然と信じ込んでいるから始末が悪い。これも根底は同じでしょう。 Houstonで知った話ですが、Geroge Bush jr知事の元のテキサス州では、電力会社の規制緩和が進行中で、2002年に実現します。現在は形式上民間企業が経営していますが、民間の誰でもが参入できるようになると言う話で、恐らく電力関連が15%程度安くなると言う見込みまで出ています。そんな中、先日日経新聞のサイトを見ていたら、同じような話が日本でもあり、Texacoと興亜石油が山口で何かをやるという記事が掲載されていました。恐らく、Teaxcoの技術力と興亜石油のプラント設備とを生かそうと言う試みだと想像できます。 先般も書きましたがY2k(2000年問題)は電力等のインフラ産業に問題ないという点が大前提となっています。この辺寡占状態で競争原理に晒されておらず、何を考えているか分からない電力会社の対応が、特にシカゴでは心配となってます。従って、もう間に合いませんが、早く競争原理に晒されるべく、新たな電気事業者が出てきて欲しいと切に思っています。 一方日本はどうか、というとこれが面白く、民間企業でも既に施設は保有し、電力をもて余し、規制さえ緩和されれば、いつでも開始できる企業群があります。これは電力会社ではなく、自社に発電施設を持つ製鉄会社で、新日鉄、川崎製鉄、富士製鉄(あったっけ)、及びJR東日本、等で、自前の電力を供給出来るんだそうです。四国電力の50%くらいだったか、とりあえずそのくらいの膨大な規模が直ちに供給可能となるからこれは凄い。代替施設と言う面だけでなく、首都圏に立地しているという立地の良さがあり、近接しているから新たに新規のケーブルを引く必要もない。その意味での所期投下は大きくないそうで、現実味は非常にあり一刻も早い実用化を望みたい所です。 さて、先日テレビ欄を見ていたら「Iron Chef」と書いてある番組が土日にやっているので、観てみると、いきなり「あっれきゅいじーぬぅ」とか鹿賀丈史の声が聞こえんじゃないの。鉄人はアメリカにも進出としていたんですねー、1年間知らなかった。観ていると面白いのは、ナレーションで実況中継が英語ではいりますが、鹿賀丈史の台詞は訳してありません(訳せないのか)。また途中では「ふくいさぁあん」の声も入ってきますが、以後は英語で繋がる。英語で聞いても大したことは話していませんが、何故か服部氏はDr.Hattoriと博士扱いになってます。今回はマンゴー・竹の子対決でしたが、和食の新鉄人って、誰ですかこの人は?何か大きな勘違いをしているのではと思えますが、いかがでしょう。 PS 神田正輝のカツラ疑惑判明がネットで盛り上がってます。興味のある方はご一方を。 |