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日時 1999年10月3日 |
主な出来事 |
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先々週は夏期休暇のためしばらくぶりとなりました。 結構重大な事件が起きたりして目離せません。 先日の東海村の放射能流出による汚染は、どうなっているんでしょうか。どの新聞のサイトを見ても翌日外出可能となった以後全く大きな記事になっていません。本当に大丈夫?というのが素朴な感情です。この事件が起こってからは毎日頻繁にサイトを見るようにしていましたが、明らかに情報管制を強いているようで、シカゴではまともな事が全然判りません。変な話ですが、個人の情報サイトの方が信憑性は低いものの、よほど早くまともな内容が飛び交っていました。 で今回の事件は性質上、私の無知のせいか、よく判らない点は一杯あるのですが、疑問としては 1. 本当に爆発してない?BBC(英国)のニュースによると、爆発等の影響による屋根が飛んでいる映像を流しているそうです。爆発している=それだけ甚大な放射性物質が空たかーく舞い上がっているため汚染は周囲10キロなんて範囲ではとうてい収まらない。であるデータによると、発生当日でなく、翌日以後の降雨に伴って空間γ線量率がどんどん増えてきているです。これは、翌日の雨で放射性物質が大量に地上に降ってきたことを示唆するらしいです。雨が放射性物質を「洗い流す」のではなく、地上にどんどん舞い降ろしていると言うのが正しいそうです。 2. 何で外出禁止令が解除されたのか?無知な私には噴出した放射性物質がまだ放射線の類をあちこちに照射し続けているのではないか、と想像します。そもそも噴出したものが、放射線を出す放射性物質なのか、出さないものなのか不明で、ハッキリと報道されていません。これら放射性物質(ウランなど)の半減期は数億年単位らしく、その間汚染され続けるため見切ったのか、という想像も出来ます。この辺無責任で申し訳ない。なお、ちと離れた個所での放射線検出値も高いそうです。要するに雨だけでなく風で流されてもいる、ということらしく、これが事実なら阿武隈山地の方にも影響があるかも、ということらしいです。 なお、「被爆の可能性のある地元住民に対する健康チェックはガイガーカウンターを押し当てて体の表面の放射線を測定するだけという実に杜撰なもので、血液検査などの具体的で精密な検査はまったく行われていないそうです」。ガイガーカウンターというのは、高校の時の物理の実験で使用した程度のちゃちい実験器具で、放射線を感知すると「がりがり」という音がする。こんなんで深刻度合いなんかわかるわけねーよなあ。これではあまりに住民が気の毒過ぎる。 この手の放射線障害は、妊婦や子供に影響が大きくて、細胞分裂の盛んな人間に特に深刻らしい。ようするに、1個の遺伝子がやられると、細胞分裂が盛んな個所(子供全体と特に精卵巣など)はそれを間違ってコピーする確率が非常に高くなるため、これがガン類の腫瘍になる等だそうです。被爆した子供の世代だけでなく、その次の子供の子供まで影響されて行くので実に気の毒。その頃は当事者は誰もいないし後の祭。 一般に放射線の被害は、1.短期間に大量の放射能を浴びる、もしくは2.放射性物質を体内に取り込んでしまい内部から(強烈ではないにしろ)長期間浴びる、というのが通常だそうです。長期間強い放射線を浴びる事は現実的にはありえない、のはあたりまえでしょうか。前者は今回なくなった人々。後者は例えば肺に1個のプルトニウム(放射性物質)原子が入っただけでも致命的なんだそうです。 後は「青い光」を見たという話。これはウルトラQに出てきそうなタイトルです。これは幻ではなくチェレンコフ放射光と言うもので、放射線が物体を通過する際に光を発生する現象だそうです。条件がよければ網膜で見ることも可能で、月探検に行ったNASAの宇宙飛行士からこの炎を見たという報告が相次いでいます。宇宙を飛来する放射線が宇宙船を透過する時に見たものだそうです。(以前の「特命リサーチ200X」でこの辺はやっていました) 関係有りませんが、亡くなった3人は何年くらい勤務されていたんでしょうか?彼らの年齢から想像するに、彼らは出向社員のようなもので、この職に就いてから日も浅く、まだ不慣れだったのではないか、とも勘繰れます。恐らく今後調査が進んで行くうちに、最終的に彼らの単純な「人為的ミス」で片付けられるような気がします。要するに、責任は全て現場の作業員に押し付ける、という日本企業に良く見られる責任の押し売り方法です。 何重にも有るはずのフェイルセーフが全く働いていないという点で本作業所の致命的・構造的な欠陥が見られているため、まさか作業員の責任にする事はないと期待しますが。これがもし作業員の責任なら、それこそ北朝鮮の破壊工作員を密かにこの手のエネルギー転換企業の作業員に扮装させ、指令が来れば自らの命は犠牲にして、いつでも日本を壊滅に陥れる事ができると言っているようなもの。 で最終的に損害賠償の話になれば、住友金属鉱山は殆ど倒産に近い話になるのでしょうか? |